砂丘地土壌に適したウイルスフリーぶどう「デラウェア」の台木

タイトル 砂丘地土壌に適したウイルスフリーぶどう「デラウェア」の台木
担当機関 石川県農業総合研究センター
研究課題名
研究期間 2000~2001
研究担当者
発行年度 2000
要約 砂丘地土壌に適したウイルスフリーぶどう「デラウェア」の台木として、樹の生育が旺盛で収量も多い5BB台が有望である。
背景・ねらい ウイルスフリーぶどう「デラウェア」は着色が良く、熟期も既存の「デラウェア」に比べやや早まるため、今後はウイルスフリー苗の導入が増加すると思われる。そこで、砂丘地土壌に適するウイルスフリーぶどう「デラウェア」の台木を選定した。
成果の内容・特徴
  1. 供試台木にはRiparia×Rupestris 101-14(以下101-14)、Couderc 3309(3309)、Riparia Gloirede Montpellier(グロアール)、Teleki 5BB(5BB)、Teleki 5C(5C)、Teleki 8B(8B)の各フリー台を用い平成6年1月に定植した。
  2. 定植6年目における台木部および穂木部の太さは、いずれも5BB台で最も太く、新梢の登熟も良好で生育が旺盛である。また、砂丘地土壌では5BB台と3309台で台勝ち 傾向がみられる(表1)。
  3. 単位面積当たりの収量は、5BB台とグロアール台でそれぞれ1.24、1.25kg/m2と多くなるが、樹当たりの収量では、5BB台で75.4kgと最も多い。また、5BB台は初期収量が多く、1樹当たりの3ヶ年の累積収量も166.4kgと多収となる(表1、図1)。
  4. 糖度・酸度には台木による差はみられないが、5BB台では1果房245g程度の良果が得られる。また、8B台では樹の生育は良好であるが、着粒数が少なく、着粒密度が低下し花振るいし易い傾向がある(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 砂丘地土壌(土壌型:砂丘未熟土、土性:砂土)へのウイルスフリーぶどう「デラウェア」の新植・改植時の参考となる。
  2. 肥培管理等は慣行栽培に準ずる。
  3. 7年生樹の結果である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010004759
カテゴリ 改植 栽培技術 台木 肥培管理 ぶどう

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