水田畦畔へのグラウンドカバープランツ導入指針

タイトル 水田畦畔へのグラウンドカバープランツ導入指針
担当機関
研究課題名
研究期間 2004~2006
研究担当者 生方雅男
発行年度 2006
要約 グラウンドカバープランツ173種の越冬性、被覆の早さ、永続性などから畦畔、のり面被覆に有望な27種を選定した。特に「ポテンティラ・ノイマンイアナ」、「クリーピングタイム」などが有望であり、現地試験を行いこれらの植栽間隔、ポットサイズ、植栽時期等の導入基準を提案する。
キーワード グラウンドカバープランツ、景観、畦畔
背景・ねらい 近年、景観づくりも兼ね畦畔やのり面などににグラウンドカバープランツ植栽の希望が多い。しかし好適植栽品目や植栽方法の基準が明らかになっていない。そこで寒冷地に適する品目の検討、および現地畦畔で植栽方法の検討を行う。
成果の内容・特徴
  1. 場内栽培試験より3年以上のデータがある品目より畦畔、のり面に有望なグラウンドカバープランツの特性表(表1)を作成した。
  2. 畦畔へのアップルミントの被覆速度は早くいずれの植栽間隔でも2~4年目で70%以上の被度を維持する。定植の遅れと定植年の刈り込みを避けることで被度の低下が抑制される。定植時のポットサイズによる被覆速度の差はない。根雪の遅い由仁町での越冬後の欠株率は滝川他に比べ高い。
  3. 畦畔へのクリーピングタイムの被覆速度はやや遅いため、株間の狭くする必要がある。定植の遅れを避けることにより被度の低下が抑制される。定植時のポットサイズ、植え方による被覆速度の差はない。春植で植穴への施肥により被度が向上する。根雪の遅い由仁町での越冬後の欠株率は滝川他に比べ高い(図1)。
  4. のり面へのポテンティラともポットサイズによる被覆速度に差がない。植穴への施肥により被度が向上する。
  5. 以上の結果からグラウンドカバープランツ導入基準(表2)を作成した。
成果の活用面・留意点
  1. 新規造成畦畔・のり面、道央地域において積雪が多い地域に適応する。ただし根雪の遅い地域を除く。
  2. 事前に試作することが望ましい。
  3. 米収穫時にグラウンドカバープランツ種子の混入に注意する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010003978
カテゴリ くり 栽培技術 水田 施肥 タイム

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