ニラ「パワフルグリーンベルト」の適正な栽植様式

タイトル ニラ「パワフルグリーンベルト」の適正な栽植様式
担当機関 道南農試
研究課題名
研究期間 2000~2004
研究担当者 阿部珠代
発行年度 2004
要約 「パワフルグリーンベルト」において収量と葉幅の広さを維持できる栽植密度は,40~57本/㎡である。条間を35cmとした場合の株間と1株あたりの植えつけ本数は,株間15~21cmで3本植え,または株間20~25cmで4本植えが適する。
キーワード [キーワード]ニラ、栽植密度、品質
背景・ねらい ニラは多年生の作物で,品質は主として葉色の濃さと葉幅の広さで判断されている。「パワフルグリーンベルト」は葉色が濃く,近年作付けが増加しているが,従来品種に比べて収穫2,3年目の葉幅が狭い傾向にある。本試験では,「パワフルグリーンベルト」の収量と葉幅の広さを維持するための栽植密度と栽植様式を定めることをねらいとした。
成果の内容・特徴
  1. 栽植密度57本/㎡以上では1~3年目の収量に差は無く(表1),栽植密度が高いほど葉幅は狭くなるため(図1),57本/㎡を超える栽植は不要である。
  2. 栽植密度29~57本/㎡では,栽植密度が低いほど1年目収量は低いが,2,3年目の収量では低密度ほど収量が多く,葉幅も広く維持される(表1,図1)。現在の現地収量レベルである4.0t/10aと同程度の収量を得るためには,栽植密度を40本/㎡以上とする必要があり,適正栽植密度は40~57本/㎡とする(図2)。
  3. 栽植密度を一定とした場合の株間と株あたり植え付け本数との組み合わせでは,株間を広くして一ヵ所に5本以上植えつけるより,株あたりは3~4本とすると規格内収量が多く,葉幅7mm以上の割合も多い(表2)。
  4. 上記の栽植密度と植え付けの条件から,条間35cmとした場合,「パワフルグリーンベルト」における適正な栽植様式は,株間15~21cmで3本植え,または株間20~25cmで4本植えと考えられる。
成果の活用面・留意点 ハウス促成およびハウス半促成作型での参考とする。
平成16年度北海道農業試験会議(成績会議)における課題名および区分
「にら「パワフルグリーンベルト」における適正栽植様式」」(指導参考)
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010003626
カテゴリ にら 品種 ピーマン

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