タイトル | 高水分ふん尿の処理に適した水分除去型堆肥舎 |
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担当機関 | 道畜試 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2000~2003 |
研究担当者 |
阿部英則 田村 忠 湊啓子 渡部 敢 吉田 悟 住吉正次 宮崎 元 新名正勝 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 本施設は中仕切り、床にパイプ、壁にスリットを設け、定期的に移動することで水分除去をはかる。この施設でのふん尿の原物減少率は高く減量化が進む。また水分蒸発量と排汁量の増加が進んで水分除去がはかられ、取扱い性が改善される。品温は上昇し、堆肥化が進む。前仕切りを設けることで、壁なしと比べて約3倍量のふん尿が堆積できる。 |
キーワード | ふん尿処理、排汁、水分蒸発、水分除去、堆肥化、堆肥舎 |
背景・ねらい | 敷料の少ない乳牛の高水分固形状ふん尿は、取扱い性が悪い、高く積めないため施設の利用効率が低い、堆肥化が進まない、などの問題点を有している。そこで、これらを解消するため、ふん尿からの排汁と水分蒸発を促がして、水分除去をはかる堆肥舎を作製し、その性能を評価する。 |
成果の内容・特徴 | 作製した堆肥舎(図1)は中仕切り壁を設けて4つの区画に分け、ふん尿堆積物を定期的に切り返しを兼ねた移動を行うようにする。また、2区画は床にパイプ、壁にスリットを入れ、ふん尿からの排汁除去をはかるようにし(排汁促進区画)、残り2区画はパイプ、スリットのない区画とする(堆肥化区画)。
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010003526 |
カテゴリ | 乳牛 |
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