白色の花壇・切り花用ユリ咲きチューリップ新品種’砺波育成108号’

タイトル 白色の花壇・切り花用ユリ咲きチューリップ新品種’砺波育成108号’
担当機関 富山農技セ
研究課題名
研究期間 1983~2001
研究担当者 浦島修
岡崎桂一
今井徹
今井富士夫
川田穣一
村上欣治
辻俊明
馬田雄史
飯村成美
平田良樹
木津美作絵
國重正昭
発行年度 2001
要約 花色が白色のユリ咲きチューリップ‘砺波育成108号’を育成した。本品種は、ユリ咲き品種としては茎長が長く、ボリューム感のある草姿で、12月出し促成栽培でも全株開花することから、花壇植え、切り花生産に適する。
キーワード 白色、ユリ咲き、チューリップ、砺波育成108号、花壇、切り花
背景・ねらい チューリップ品種として人気の高いユリ咲き品種で、白色の花色を有する品種が少ないことから、純白のユリ咲きで、花壇・切り花栽培向け品種の育成を目標とした。
成果の内容・特徴
  1. 育成経過
    1983年、花色が白色で促成適応性のある‘アスリート’を種子親、細長く尖った花弁を持つ原種チューリップ‘アクミナータ’を花粉親とした交配によって得られた実生栄養系の中から選抜した。2000年から2001年までの2年間、系統適応性検定試験に供した結果、優良と判定された。
  2. 特性の概要
    1)露地での開花期は4月下旬。花色はユリ咲き品種としては数少ない白色で、茎長、葉長が長く、ボリューム感のある草姿であることから、花壇植えや切り花生産に適する(図1、表1)。
    2)球根収穫期は6月下旬。主球の肥大性は中程度だが、分球性は良く、安定した球根生産ができる(表2)。
    3)12月出し促成栽培では、12月下旬に全株開花し、ユリ咲き品種として茎長の長い切り花が生産でき、花持ちも良い(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 球根生産では日本海側一帯のチュ-リップ球根生産地全域、促成栽培ではチュ-リップ切り花生産地全域にそれぞれ適する。
  2. 球根生産においては、ほ場裂皮が多くなる場合があるので、ほ場の灌水は5月中旬までは土壌水分がpF2.0~2.3となるように管理し、5月下旬以降は控える。
  3. 花弁数の少ない株が出ることがあるので抜き取りを行うとともに、球根の貯蔵温度は25℃以上の高温にならないように管理する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010002901
カテゴリ 新品種 チューリップ 品種 ゆり

この記事は