夏秋どり簡易軟白ねぎの軟白処理時期とマルチ資材

タイトル 夏秋どり簡易軟白ねぎの軟白処理時期とマルチ資材
担当機関 北海道立道南農業試験場
研究課題名
研究期間 1999~1999
研究担当者 阿部珠代
発行年度 1999
要約 夏秋どり簡易軟白ねぎでは、葉鞘径13~15mm、草丈80~90cm位の時に軟白処理を行うとよい。また,マルチは白黒ダブル、シルバーなど地温を抑制するタイプのものを使用する。定植時の栽植様式は、条間を30cmの場合、株間3.5~4.0cmが適当である。
背景・ねらい 夏秋どり簡易軟白ねぎの軟白処理時期、および作型に適したマルチの種類や栽植様式について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 軟白処理後に葉鞘部の太りがほとんど無いことから、葉鞘径を軟白処理開始の目安とし、市場性の良い一本100g程度を目標とした。グラフから、100gのねぎは調製後の葉鞘径9~11mmに相当する(図1)。
  2. 収穫時と調製後の葉鞘径の比率が0.73であることから、100gのねぎにおける収穫時の葉鞘径は13~15mmと計算される。したがって軟白処理は葉鞘径13~15mmのときに開始するのが良い。また、このときの草丈は、80cm~90cmに相当する(図2)。
  3. マルチの使用により、雑草および病害の発生が抑えられる。マルチの種類としては、地温を抑制するタイプの白黒ダブル、シルバーでもっとも安定した収量が得られる(表1)。透明マルチについては、無マルチの状態と同様雑草の発生が多く、本作型には適さない。
  4. 栽植様式については、一本100g程度を目標とする場合、株間3.5cm以上が良い(表2)。しかし、株間が広くなることにより栽植本数、収量が減ることから、広くても4cm程度とする。
成果の活用面・留意点
  1. 本成績は、簡易軟白ねぎ栽培(フィルム被覆方式)の夏秋どり作型に適用する。
  2. 軟白処理時期までの生育が旺盛で倒伏が心配される場合には、ビニール紐を張るなどして倒伏防止に努める。

平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分
課題名:夏秋どり簡易軟白ねぎの軟白処理時期とマルチ資材(指導参考)
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010002246
カテゴリ 栽培技術 雑草 ねぎ

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