フリーストール乳牛舎の通路における糞と尿の簡易分離技術

タイトル フリーストール乳牛舎の通路における糞と尿の簡易分離技術
担当機関 北海道立根釧農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者 稲野一郎
高橋圭二
木村義彰
発行年度 1999
要約 フリーストール牛舎の通路に尿分離機構(オーパイプ等)を設置することで、糞と尿の分離ができる。搬出糞は水分が85%と高くそのままでは発酵処理は困難であるが、尿分離機構のないフリーストール牛舎搬出糞と比較すると、約半分の量の敷料と混合することで堆肥化が可能となる。
背景・ねらい フリーストール牛舎搬出糞尿の堆肥化処理を支援するため、フリーストール牛舎通路に糞と尿の分離構造を設置し、搾乳牛9頭を収容してその効果を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. フリーストール牛舎の尿分離機構は、通路中央にオーパイプ等を設置し、ここに向けて排水勾配をとって床を仕上げることで設置できる。オーパイプ等は、通路方向の適当な場所に設置した尿だめ等に接続する(図1、写真1)。
  2. 尿分離機構のないフリーストール牛舎通路上の糞尿水分は約88%であるが、尿分離機構を設置した通路から搬出される糞の水分は平均85%である(表1)。しかし、このままでは発酵処理が困難な水分であるが、尿分離機構のないフリーストール牛舎搬出糞に比べ、約半分の量の敷料と混合することで堆肥化が可能となる。
成果の活用面・留意点
  1. 寒冷地で、通路上の糞尿が凍結する条件での検討はしていない。
  2. 排水勾配を考慮した除糞方法を採用する。

平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分
課題名:寒冷地における家畜糞、尿、雨水等の簡易分離技術(寒冷地における家畜ふん、尿、雨水等の簡易分離技術の開発)(指導参考)
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010002216
カテゴリ 乳牛

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