極良品質の2倍性ばれいしょ系統「島系575号」

タイトル 極良品質の2倍性ばれいしょ系統「島系575号」
担当機関 北海道農業試験場
研究課題名
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 早生・やや小粒の2倍体ばれいしょである。カロチノイドを含む橙黄肉色でナッツ風味をもち、調理適性が優れる。低温貯蔵下で庶糖が7%まで増加して甘くなり、デザート用としても注目されている。種苗登録を行い、新たな需要の開拓のための試験を継続する。
背景・ねらい 南米のアンデスで現在も栽培されている2倍体ばれいしょの中には、良品質でナッツ風味をもち、デザート向け等の新しい需要を拓く可能性を有するものが少なくない。これらのばれいしょを素材として、北海道の夏作向けの品種を育成し、ばれいしょの用途を拡大する目的で研究を実施した。
成果の内容・特徴
    (1) 少収量、小粒、ごく短休眠の2倍体ばれいしょを、早生、短茎、いも着密、良形、や や高でん粉に改良し、北海道での実用栽培が可能とした(表1)。
    (2) 調理特性は極めて良い(表2)。食味は「栗(ナッツ)のよう」と評価するテスターが多く、今までのばれいしょとは別の風味である。
    (3) 長期低温貯蔵すると庶糖が7%まで増加し、甘味が強くデザート原料に適する。実需 者の評価も良い。
    (表3)
成果の活用面・留意点  栽培は本系統の特性を活用した密植栽培とし、利用に当たってはデザート向け等調理特性に適した新需要の開拓につとめる。
 交配母本として用いる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001930
カテゴリ ナッツ ばれいしょ 品種 良食味

この記事は