タイトル | 黒ボク土畑における牛ふん堆肥由来窒素の作物による吸収と土壌残存 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2003~2007 |
研究担当者 |
高橋茂 岡紀邦(北海道農研) 小柳渉(新潟農総研) 井原啓貴 前田守弘 駒田充生 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 重窒素で標識した牛ふん堆肥窒素のトウモロコシ-コムギ体系による吸収率は7作合計で14%であり、作土への残存率は67%と高い。硫安併用が残存率に与える影響は小さい。内田のモデル式により標識堆肥窒素の10年後の土壌残存率は46%と推定される。 |
キーワード | 重窒素標識、コムギ、トウモロコシ、窒素吸収、家畜ふん堆肥、硫酸加水分解 |
背景・ねらい | 家畜ふん堆肥には施用当作期間中に有効化しない窒素が含まれているため、残効を含めた窒素の肥効評価が必要である。従来の埋設法による測定は土壌窒素と堆肥窒素の区別ができない、実際の施用法と異なるなどの問題点がある。安定同位体(重窒素)の利用によりこれらの弱点を克服できるが、重窒素標識堆肥を用いた露地畑での長期的な知見はほとんど皆無である。そこで、黒ボク土畑において年2作(トウモロコシ-コムギ)の体系で、1作目に施用した重窒素標識牛ふん堆肥中窒素の長期的な挙動を調べる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001797 |
カテゴリ | とうもろこし 乳牛 |
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