アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫のすくい取り効率

タイトル アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫のすくい取り効率
担当機関 (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 東北農業研究センター
研究課題名
研究期間 2001~2005
研究担当者 小林徹也
菊地淳志
発行年度 2004
要約 イタリアンライグラスにおけるアカヒゲホソミドリカスミカメ成虫のすくい取り効率は平均21%で、草の状態(草丈・生育ステージ)による差はない。イネ出穂後の水田におけるすくい取り効率は15%である。
キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、イタリアンライグラス、標識再捕法,すくい取り効率
背景・ねらい 東北地方の主要な斑点米カメムシであるアカヒゲホソミドリカスミカメは、休耕田、雑草地、畦畔、採草地などで繁殖し、水田に侵入して斑点米被害を与える。本種成虫の発生数の調査は捕虫網によるすくい取りによって行われるが、すくい取り数と実際にそこに生息する成虫数の関係は明らかでない。標識再捕法を用いて本種成虫の個体数を推定することにより、すくい取りの捕獲効率を知る。
成果の内容・特徴
  1. イタリアンライグラスにおける本種成虫のすくい取り効率は平均21%である(表1)。
  2. イタリアンライグラスの状態(草丈・生育ステージ)によるすくい取り効率の差はない(表1)。
  3. イタリアンライグラスにおいては雌雄のすくい取り効率の差はない(表1)。
  4. 同様に求めた出穂後の水田内でのすくい取り効率は15%である(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. すくい取り効率の値を知ることで、捕虫網によってすくい取られた本種成虫の数から、網の通過した面積内に生息する虫の概数を知ることができる。
  2. すくい取りは柄長90cm、口径36cmの捕虫網を用いた慣行の方法で行い、同じ場所を何度もすくい取らないように注意する。また、草丈が高い場合は草の最上部を覆うようにすくい取る。
  3. 草が倒伏している場合のすくい取りには適用できない。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001627
カテゴリ イタリアンライグラス 雑草 水田 繁殖性改善 斑点米 斑点米カメムシ

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