メロンえそ斑点病抵抗性台木を利用したハウスメロン栽培

タイトル メロンえそ斑点病抵抗性台木を利用したハウスメロン栽培
担当機関 山口県農業試験場
研究課題名
研究期間 2000~2000
研究担当者 山本卓生
重藤祐司
福原宏行
片川聖(現徳佐寒冷地分場)井上興(現山口農林事務所)
発行年度 2000
要約 ハウスメロン栽培で問題となっているメロンえそ斑点病対策として抵抗性台木の「ニューメロン」、「Perlita」を用いて栽培しても商品性のある果実の生産は可能である。
背景・ねらい  メロンえそ斑点病に対する臭化メチル土壌消毒に替わる防除対策として「ニューメロン」「Perlita」等の抵抗性台木を用いる接ぎ木栽培が提案されている。
 抵抗性台木を用いた栽培のメロン果実に及ぼす影響を調査し、接ぎ木栽培の可能性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 抵抗性台木として「ニューメロン」、「Perlita」を用いた栽培で、病害発生防止効果は高く、果実品質は自根栽培と同程度である(表1、表2)。
  2. 「ニューメロン」、「Perlita」の接ぎ木用台木の利用は夏作(6月下旬収穫)から秋作(10月収穫)までの作型で利用可能である。
  3. 接ぎ木栽培の穂木品種が異なる場合は、果実品質的には問題は認められず、多くの穂木品種で適用できると考えられる(表3)。
  4. 自根に比べて「ニューメロン」台は草勢がやや強く「Perlita」台は同程度かやや弱い傾向にあり、追熟は「Perlita」が早く、「ニューメロン」が遅れる傾向にある。
  5. 「ニューメロン」、「Perlita」とも育苗を工夫すれば、省力の可能な合わせ接ぎ、割り接ぎが可能である。合わせ接ぎは自根や呼び接ぎに比べて生育が5日程度遅れる(表4)。

成果の活用面・留意点
  1. 適応する穂木は多いと考えられるが、台木と穂木の草勢が変わる場合があるので、導入に当たっては予備試験を行う必要がある。
  2. 合わせ接ぎは自根や呼び接ぎに比べて生育が5日程度遅れるので、それを勘案して栽培計画を立てる必要がある。
  3. 「ニューメロン」は市販の種子による利用が可能であるが、「Perlita」は市販の種子はないため、自家採種する必要がある。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001213
カテゴリ 育苗 自家採種 台木 接ぎ木 抵抗性 土壌消毒 品種 防除 メロン

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