チャの炭疽病の発生予測と防除方法

タイトル チャの炭疽病の発生予測と防除方法
担当機関 滋賀県農業総合センター
研究課題名
研究期間 2000~2000
研究担当者 和田 義彦
発行年度 2000
要約 炭疽病は、平均気温22℃以上、結露計の茶葉湿潤時間10時間以上の条件が揃った日を感染好適日と判定でき、初期病斑はその15日~17日後に発生する。防除は、感染好適日発生から7日以内に、治療剤を散布することで高い防除効果が得られる。
背景・ねらい 炭疽病はチャの主要病害で、本県でも二番茶摘採以降発生が多く見られる。防除は、防除歴による予防散布が主体で、発病確認後に行っていては手遅れになる場合が多い。そこで、炭疽病の発生予察技術を高めるため、気象観測装置の平均気温と結露計の茶葉湿潤時間により、炭疽病感染日の予測を行ないより効果的な防除方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 炭疽病の感染は、平均気温、茶葉の湿潤時間が大きな要因となるので、平均気温22℃以上、結露計の茶葉湿潤時間10時間以上の条件が揃った日を感染好適日とした(表1)。
  2. 炭疽病の初期病斑は、感染好適日の15日~17日後に発生する(表1、表2)。
  3. 伝染源となる前茶期の病葉数が少発生程度の条件(4.2~6.8枚/m2 )で、感染好適日が続くと‘やぶきた'では炭疽病の発生は中発生程度となる(表2)。
  4. 炭疽病は、感染好適日から7日以内であれば治療効果を有する薬剤の散布により高い防除効果が得られる(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 炭疽病発生予察情報に成果が活用できる。
  2. 感染好適日を確認することで、効果的な防除指導につなぐことができる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001069
カテゴリ 炭疽病 防除 薬剤 予察技術

この記事は