薬用植物ヤマトトウキの鉢花化

タイトル 薬用植物ヤマトトウキの鉢花化
担当機関 奈良県農業試験場
研究課題名
研究期間 1997~1999
研究担当者 川岡信吾
発行年度 1999
要約 ヤマトトウキの鉢花栽培は、根茎15mm以上の苗を用い、根は切断しないで定植する。元肥は用いず液肥等の追肥を行う。仕立て方は3本仕立が花の印象もよく適当である。
背景・ねらい  ヤマト(オオブカ)トウキは自生のミヤマトウキを選抜、栽培化したとされ、古くから生薬材料として、奈良県では宇陀郡、吉野郡等で栽培されてきた山野植物資源であるが、新たに花き産品として利用するため栽培法を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 最大根径8mm未満の苗は開花せず、根径が太くなるに従い開花株率は高くなった。また、根径の太い苗は開花が早く、花茎長は長くなる(表1)。
  2. 苗の根を切断して鉢に定植すると、切断程度が大きいほど非抽台、根腐株率が高くなり、開花株率が低くなる(表2)。
  3. 栽培用土への施肥量が多くなると、根腐株率が高くなり、開花株率が低くくなる。また、花の大きさは小さく花茎は短くなる(表3)。
  4. 3本仕立てとするための摘心は、抽台長9cm時の摘心処理が、16cm時処理より開花はやや早まり、花茎は長く、そろいもよかった。
成果の活用面・留意点
  1. ヤマトトウキの根は腐敗しやすいので、排水のよい用土を利用する。

図1 
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010001049
カテゴリ 栽培技術 施肥 とうき

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