タイトル | 冷夏長雨年のナシ「幸水」の果実肥大率低下指標による品質と花芽着生率の早期診断 |
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担当機関 | 広島県立農業技術センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 1998~2000 |
研究担当者 |
加納徹治 今井俊治 中元勝彦 |
発行年度 | 1998 |
要約 | 多雨寡日照によるナシ「幸水」の果実品質と花芽着生率の低下は、果実肥大率の推移による診断が適する。その指標は当年の満開後60日目からの果実肥大率が、平年との差で-8%に達したときである。 |
背景・ねらい | ナシ「幸水」は、夏期の多雨寡日照により果実品質が低下し、価格が低迷する。また、花芽着生率の低下が起こり、翌年の生産が不安定となる。しかし、この被害を最小限にするための早期診断指標は明らかにされていない。そこで、土壌の多湿および寡日照条件による葉色、新梢の発育、果実肥大率の低下程度と果実品質および花芽着生率との関係を解明し、当年と平年との果実肥大率の差を利用した診断指標を作成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 計算の基礎データとなる平年値の精度を高めるためには、毎年満開日を記録し、基準日となる満開後60日目並びに比較日となる70、80、90日目に必ず果実横径を測定する。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010000705 |
カテゴリ | 光条件 |
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