要約 ドローンと画像解析法で得られる指標relative Green Red Vegetation Index (rGRVI)を利用し、牧草の草勢および罹病程度を評価する手法である。本手法は、牧草育種における優良個体の効率的・客観的選評価に...
メタボロミクス手法を用いた脂質関連成分群プロファイリングによる味噌品質解析
要約 味噌に含まれるアシルグリセロール類及び遊離脂肪酸類について、超臨界流体クロマトグラフ/質量分析計による分析を行う。統計的手法との組み合わせにより、味噌の種類及び品質、醸造法の違いと当該成分の含...
遺伝子定量手法による食中毒菌の損傷度評価法開発と回復培地の妥当性評価
要約 食品加工の様々な殺菌工程で発生しうる損傷菌について、その評価手法および検出法が求められている。損傷菌の損傷度を評価するため、定量PCR法による...
要約 大量発生したアサリ稚貝を漁獲につなげる効果的な対策を実施するために、アサリ漁場として好適な場を予測するモデルを開発した。モデルを作成によって、様々な対策に応じてアサリ漁場環境を変えることで、そ...
ハイパースペクトルリモートセンシングによる作物特性評価法とその水稲生育診断・収穫管理への応用
要約 ハイパースペクトルリモートセンシングによって植物の生理生態・生育情報を広域かつ迅速に評価するための汎用的解析法を確立し、水稲の施肥診断に重要な群落窒素含有量および収穫管理に重要な玄米タンパク含...
要約 土壌試料を薄層にすることにより、振とうを行わなくても畑土壌中の水溶性リン酸を抽出することができる。その抽出液は、リン酸簡易測定キット並びに簡易吸光度計を用いて、一定の精度を保ちつつ、安全、簡便...
要約 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 キーワード 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セッ...
80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定
要約 80℃16時間水抽出は各種の土壌、堆肥連用土に適用でき、生土にも適用可能な畑土壌の可給態窒素簡易抽出法である。抽出液のCODを簡易測定キットで色識別することにより、迅速かつ簡易に判定できる。 キーワー...
要約 アーバスキュラー菌根菌のリン供給活性の指標物質となるポリリン酸の定量法について、ポリリン酸キナーゼを用いる方法は測定感度に優れ、ポリリン酸エキソポリフォスファターゼを用いる方法は短鎖ポリリン酸...
老化性および簡易アミロース含量測定による高品位米選抜のための食味検定法
要約 北海道米の良食味品種の食味は向上したが、米飯テクスチャーが適正で、アミロースやタンパク質含有率の年次変動の少ないことが求められる。米飯の老化性とアミロース含量の簡易・省力測定法を用いた米の食味...
背景・ねらい
海面魚類養殖場では多量の有機物が集中的に負荷されるので,有機汚濁が進行しやすい。適正給餌量を把握し,残餌を最小限に止めることがその対策として有効である。環境中での残餌と糞の定量は...
要約 食品・食事の食後血糖応答性を予測し、血糖上昇の穏やかな食品・食事の開発・提供に繋げるため、国際生命科学研究機構(ILSI Japan)と協力して開発した、ヒトの物理的・生化学的消化過程を模したインビト...
要約 森林動物・微生物や森林植物群落の多様性を評価する手法、アンブレラ種を用いた生物多様性モニタリング手法を開発するとともに、森林動態データベースを確立しました。 背景・ねらい 近年、世界的な動きとし...
小麦粉中のポリフェノールオキシダーゼ(PPO)活性の簡易評価法
要約 培養試験管、L-DOPA試薬及び色彩色差計を用いることにより、小麦粉中のポリフェノールオキシダーゼ(PPO)活性を簡易に評価することができる。 キーワード 小麦粉、PPO活性、簡易評価法、L-DOPA 背景・ねら...
熱赤外リモートセンシングによる表面温度は土壌面CO2フラックスの広域評価に有効である
要約 渦相関法により測定した裸地期間の土壌面CO2フラックスは地中温度や土壌水分よりも熱赤外リモートセンシングにより得られる表面温度と密接に関係していることが判明した。広域観測が容易な表面温度による評...
要約 乳牛の繁殖成績は、周産期の健康、栄養充足ならびに発情発見技術によって大きく影響 キーワード 乳牛、繁殖、周産期、乳成分、初乳性状、発情発見、健康、モニタリング 背景・ねらい 乳牛の繁殖性向上のため...
携帯型の非破壊品質評価装置を用いたリンゴ樹上未熟果の糖度測定
要約 近赤外光による携帯型非破壊品質評価装置をリンゴ未熟果に適用するための温度補償型検量式を開発した。本装置により、収穫約 50日 前からの樹上果の糖度を測定できる。また、樹間、樹冠内の糖度が低い部分や...
ビワにおけるカメムシ防除資材・農薬のフェロモンを利用した効果評価法
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモンをビワ園内に設置し、果樹カメムシ類の多飛来条件を人為的に作りだすことにより、果樹カメムシ類の少発生年においても、安定的に、果実袋等の防除資材や農薬の防除効果を...
携帯型の非破壊品質評価装置を用いたリンゴ樹上未熟果の糖度測定
要約 近赤外光による携帯型非破壊品質評価装置をリンゴ未熟果に適用するための温度補償型検量式を開発した。本装置により、収穫約50日前からの樹上果の糖度を測定できる。また、樹間、樹冠内の糖度が低い部分や受...
短波長赤外反射特性に基づいた作物収穫残渣の土壌被覆率計測手法
要約 作物収穫残渣による土壌被覆率を推定するために有効な反射スペクトル特性を探索し,短波長赤外の2000nm,2100nmおよび2200nmの反射率に基づく指数が作物収穫残渣による土壌被覆率の推定において有効であるこ...