要約 混合・粉砕機を利用することで効率的な堆肥生産が可能である。各畜種における堆肥の敷料リサイクルは病原学上問題はなく、処理量の減量化と敷料費削減に有効である。しかし、リサイクル回数については塩類集...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
要約 ほうれんそう計量・包装機は計量・包装が一工程で能率的に行える。ほうれんそう調製機と組み合わせることにより、調製・計量・包装作業が省力化され、2人組での作業も可能である。 キーワード ほうれんそう...
直播栽培向け低アミロース米水稲新品種候補系統「北海288号」
要約 早生低アミロース系統「北海288号」は、直播栽培において「ゆきまる」より一穂籾数が多く多収である。直播栽培での白米アミロース含量は移植栽培の「あやひめ」並に低く、良食味である。 キーワード 水稲、...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 稲作の低コスト化を支援するため、「祭り晴」を用いて遺伝子組換えによるグリホサート耐性イネを作出し、形態特性、導入コピー数等により3系統を選抜した。これら組換えイネの導入遺伝子は後代で安定して発...
樹園地流動化・労働力補完システムの導入による果樹産地の再編手順
要約 果樹産地の担い手再編とは、樹園地流動化と労働力補完の両方のシステム化への取組みである。また、これら産地としてのシステムの導入は、産地実態と営農意向の把握から始め、関係機関による取組みへの合意と...
要約 水稲のロングマット水耕苗を用いた育苗・移植作業は、苗の取扱量が減少するため、単位面積当たりの労働負担(作業負担度)は大幅に軽減され、作業時間は慣行の土付き苗移植対比で、育苗で74%、田植えで56%...
要約 牛の分娩および周産期の監視を効果的に行うため、ウェブカメラと電話回線による牛監視システムを構築することにより、遠隔地からでも視覚的に母牛を観察することが可能となる。この監視システムを活用するこ...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 本ラインは、収穫後のキャベツを調製選別するものであり、大型のコンテナを傾斜させてキャベツを出す荷受け装置と、切断の良否を切断部分の緑色の程度で自動判定する調製選別装置等から構成されている。最大...
要約 不耕起播種、無中耕・無培土条件での「フクユタカ」の子実収量は、慣行栽培と同等であるが、100粒重、大粒率は増大する。条間60cmでは、播種量が平米あたり13株程度までは増収するが、それ以上での増収効果...
加温ハウス栽培マンゴー4月出荷作型における花芽分化期の温度管理法
要約 加温ハウス栽培マンゴーにおける、11月上旬~12月上旬の温度管理は、最低温度10℃、最高温度20℃とすることにより花芽分化が促進され、開花期が12月中旬~1月中旬、収穫期が4月中旬~5月中旬となる。 背景・ね...
要約 7月に夏果の収穫が可能なイチジク品種のうち、「キング」は栽培が容易なことに加え、収量、品質ともに優れる。慣行の一文字整枝を基本とし、主枝上に結果枝と予備枝を交互に配置することにより、10a当たり...
代かき・施肥・播種作業を同時工程で行える水稲の空気噴射式湛水直播機
要約 代かき直後に空気圧によって肥料と種子を同条に施肥播種することができるトラクタ装着型空気噴射式湛水直播機を開発した。播種までの作業時間は田植機搭載型機の約80%に短縮できる。 キーワード 水稲、空気...
水稲再生紙マルチ栽培と小豆省力機械体系を組合わせた複合経営の経済性
要約 水稲は、黒色軽量再生紙マルチ栽培による米の付加価値販売により、収益の増加が望める。小豆は、畝立播種と大豆・ソバ用コンバインの利用により、労働時間が約6割となる。これらの2つの技術の組合せにより、...
幼苗検定による低硝酸態窒素濃度のイタリアンライグラス系統の作出
要約 幼苗時の硝酸態窒素濃度に基づいて表現型循環選抜を繰り返すことにより、低硝酸態窒素濃度のイタリアンライグラス集団が作出できる。市販イタリアンライグラス品種の硝酸態窒素濃度には品種間差が存在し、作...
背景・ねらい 総合農協の合併問題については、計量的手法により農協事業における規模の経済性が観測され、合併に経済的合理性が認められるとする結果が得られている。しかし、合併の経済性を正確に評価するために...
要約 中山間傾斜地での小型乗用摘採機導入では、テラス式茶園の造成経費45万円/10a、枕地による既存園の減少率5%の場合、既存園2.7haの経営では1haの規模拡大することで機械化投資効果が得られる。 キーワード 茶...
要約 ストックにおいて、プロヘキサジオンカルシウムを茎葉散布することにより開花促進が可能である。処理濃度は10 ppm が適当である。 キーワード ストック、開花促進、プロヘキサジオンカルシウム 背景・ねらい...