要約 きくの挿し穂を直接本圃に定植する直挿し栽培において、作業者2人が供給した挿し穂を精度良く植え付けることが可能なきく直挿し作業機を開発した。この作業機による作業精度は良好で、作業時間では現行直挿...
要約 キク栽培において直接挿し、養液土耕栽培を導入した場合、10a当たり作業時間は3.2~15.9%省力化できる。また、労働時間当たり所得は、直接挿し栽培のみ、または、直接挿しと養液土耕栽培を導入した...
要約 無側枝性ギクの摘心後の萌芽率を高めるには、ベンジルアミノプリン150ppmの茎葉散布処理で効果があり、薬害の発生も認められない。 背景・ねらい 無側枝性ギクは、従来のキクと比べ側芽の発生数が少なく、...
被覆尿素入り複合肥料利用による小ギクの減肥と施肥窒素の溶脱軽減
要約 被覆尿素入り複合肥料を用いることにより、小ギクに対する施肥量を30%減肥することが可能である。これは同時に施肥による環境負荷を、従来の施肥体系の約半分に抑える効果がある。沖縄県農業試験場・化学部...
通気や液温制御が不要な保水シート耕方式の養液栽培装置(指導)
要約 不織布を培養液保持材として用い、作物の水消費量に応じた給液管理ができる簡易な養液栽培装置(保水シート耕)を開発した。本方式では、根系の一部が空気中に露出しているため、通気が不要である。また、液...
要約 市販のプラスチック被覆鋼鉄パイプを加工し、花を傷めずに収納・運搬が可能なキクなどの収穫用運搬車を開発した。本機は、キクを採花した場合には約300本が積載可能な上、積載したキクをクラック等に積み替...
要約 カジュアルフラワー向けに切花長60cmのスプレーギクを、育苗中に摘心し、毎回植え換える方式で生産すると同一施設で年間4.5作が可能である。購入苗の利用、定植機器の利用、収穫出荷の簡素化等の省力化を図...
要約 発光ダイオード(LED)による590nmの黄色光はオオタバコガに対して交尾阻 害効果がある。この効果は光源の明るさによって変動する。 背景・ねらい トマトやキク等の施設栽培において黄色蛍光灯を夜間点灯す...
要約 `秀芳の力'の直挿し栽培の安定化には、水揚げ後、17℃・7日間貯蔵する前処理を行うことにより、発根促進が図られる。穂の貯蔵条件として、温度が高いほど、期間が長いほど発根に対して促進的に働く傾向がある...
無側枝性ギクの機械・器具移植の育苗日数および作業性と品質・収量
要約 キクの移植機械・器具の育苗専用容器の育苗日数は15~20日である。移植機器の作業速度は、慣行手植えの約6~10倍で、移植精度も高く、その後の生育、切り花品質、収量も慣行手植えと同等程度で問題ない。 背...
要約 適期の3~4日前に収穫したスプレーギクを2%ショ糖+クリザールOVBまたは8HQCを含む開花液に入れて3~4日処理すると、適期に収穫したつぼみと同程度かそれ以上に大きく咲き、花弁の発色や日持ちも問題ない。こ...
要約 マリーゴールド栽培にセル苗を利用すると、慣行の苗を移植する方法と比較して植え付け時間が61%、全自動移植機を使用するとさらに9%に短縮され省力化できる。セル苗育苗には複数粒播種が1粒播種より播種時間...
要約 交配当日に母本を圃場より採取する切除茎授粉法により,正常な交配種子が得られる。授粉した切除茎の管理はガラス室内で水だけの栽培でよい。この方法により,母本の準備を含めて交配作業が省力化できる。 ...
要約 交配当日に母本を圃場より採取する切除茎授粉法により,正常な交配種子が得られる。授粉した切除茎の管理はガラス室内で水だけの栽培でよい。この方法により,母本の準備を含めて交配作業が省力化できる。 ...
要約 供試した夏秋咲き無側枝性品種のうち、シェードによる開花調節が可能な品種としては、‘日展’‘みずほ’‘微笑の峰’‘松本城’があげられる。 背景・ねらい 無側枝性品種は摘芽、摘蕾作業を省力できる品種として、...
要約 トルコギキョウのセルトレイに用いる育苗用培土には、育苗中のpH、ECの推移からみて、市販されている高EC(1.0mS/cm前後)の培土は不適であり、水田土壌を混合して、化学性を調整する必要がある。根鉢形成が良...
成果の内容・特徴