要約 乾燥・半乾燥地域の灌漑農地における塩害軽減対策のための技術マニュアルである。塩類集積の要因と対策を示し、リーチング効果促進のため圃場の排水性の改善を図る低コスト型浅層暗渠排水技術を解説している...
要約 水稲の催芽種子を代かきと同時に浅層土中に散播することにより、無コーティングでも十分な苗立率が得られる。播種作業は一人で可能であり、播種時間は30aが約1時間である。全刈収量は同地域の鉄コーティング...
要約 地下水位制御システム(FOEAS)は、幹線パイプの埋設下部の漏水が少ない圃場への導入が好適で、麦類は排水機能活用、大豆は排水と地下灌漑の両機能の利用で増収するなど、活用指針に従った利用方法により水田...
小明渠浅耕播種機を用いて生産費を43%削減する2年3作輪作体系
要約 作溝・畦成形ユニットを装着した小明渠浅耕播種機による水稲-小麦-大豆の2年3作輪作体系では、慣行体系に比べて、作業時間を57%、生産物60kg当たり費用を43%削減できる。小明渠浅耕栽培で湿害を軽減できるこ...
要約 土塊の切断・持ち上げ、有機質資材の投入、埋め戻しの3工程を施工機械の1回走行で実施できる有材補助暗渠「カッティングソイラ工法」は、排水性の改善を通じて畑作物の生産性を向上し、従来工法に比較した施...
要約 セイタカアワダチソウ、ススキ、オギなどが繁茂した耕作放棄畑は、復元後の雑草の再生を防止するため、前植生の刈り取り1、2回後、夏期に除草剤散布、大型プラウによる耕起、高肥料成分濃度の堆肥を施用する...
有機質資材を活用して生産性向上に寄与する低コスト土層改良工法
要約 農業で発生する堆肥、ワラや茎葉の作物残渣などの多様な有機質資材を疎水材として有効に活用し、下層土の理化学性を改良する簡便な新しい方式の土層改良「カッティングソイラ工法」は、圃場排水性と作物生産...
要約 稲発酵粗飼料(イネWCS)を収穫圃場周囲で冬季に、電気牧柵を利用して牛の採食行動を制限して給与することにより、残飼は10%程度に抑えられ、イネWCSを牛舎へ運搬給与する場合と比べて経費は約50%削減さ...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
フクユタカの浅耕密播無中耕無培土栽培における適正播種時期・播種量
要約 ロール式播種機を使用して、麦跡の畝に条間30cmで大豆を浅耕密播(耕深5cm程度)することで、収量は慣行栽培と同等以上になる。浅耕密播栽培におけるフクユタカの播種適期は、7月中旬から8月上旬である。...
要約 転換畑において、吸水管を田面下50cmに5m間隔で布設するドレンレイヤーは、従来型暗渠(田面下75cmで10m間隔)と比べて、降雨後の地下水位を速く低下させる。このため、湿害の回避に有効であり、水田におけ...
要約 転換畑において、吸水管を田面下50cmに5m間隔で布設するドレンレイヤーは、従来型暗渠(田面下75cmで10m間隔)と比べて、降雨後の地下水位を速く低下させる。このため、湿害の回避に有効であり、水田におけ...
要約 ドレンレイヤー工法による浅層暗渠は、従来のトレンチャ工法による暗渠に比べ省力、低コストに施工でき、降雨後の地下水位の低下が早く、小麦及び大豆の安定生産ができる。 キーワード 浅層暗渠、ドレンレイ...
要約 転換畑において、吸水管を田面下50cmに5m間隔で布設するドレンレイヤーは、従来型暗渠(田面下75cmで10m間隔)と比べて、降雨後の地下水位を速く低下させる。このため、湿害の回避に有効であり、水田における...
要約 疎水材設置と有孔管埋設を同時に行うドレンレイヤー工法は、バックホ-掘削方式の従来工法と比較し施工時間が少なく、施工経費が廉価であり、また暗渠排水効果は同等である。 キーワード ドレンレイヤー、暗...
要約 無材暗きょは、資材を使わずに土中に排水の空洞を掘削する工法で、排水効果が通常の暗きょに匹敵し、長期の耐久性があり、施工費が疎水材暗きょの1/4以下と低コストな排水改善技術である。 キーワード 無材...
要約 イチゴ高設栽培にピートモス単体培地を用いる場合、粗めのピートモスを用いれば4年程度の連用が可能である。培地の消毒は、7月下旬から8月上旬の高温期に培地槽表面をフィルムで覆い、ハウスを数日間密閉す...
要約 本システムはベッド構造が既存の発泡スチロール板をV字型に組み合わせただけの簡易なもので培地はヤシガラを用い、排水性、保温性が良好で収量性が高い。養液供給は土耕に用いる液肥を点滴給液する方式であ...
土壌改良資材による温州ミカン園土壌の物理性改善と表層細根増加法
要約 赤黄色土の温州ミカン園では、ポリアクリルアミド系土壌改良材とバーク堆肥または腐植酸質資材を併用することで、表面施用でも気相率が高まり表層の細根量を増加させることができる。長崎県果樹試験場・施肥...
要約 作物の根圏環境を改善するため試作したトラクタに直装する追従式サブソイラは、耕盤破砕のみならず高濃度スラリの作溝施用にも使用できる。 背景・ねらい 大規模なフリーストール牛舎等から排出される高濃度...