エリアンサスの越冬後収穫は秋季収穫より圃場からの養分収奪を軽減する
要約 イネ科多年生資源作物エリアンサスには冬季に茎葉上部の無機養分が茎葉下部及び根部に転流する養分循環機構が存在するため、越冬後の3月収穫では越冬前の10月収穫に比べ窒素、リン及びカリウムの収奪量を半...
多収・良食味で直播栽培に適する複合耐病性水稲新品種「たちはるか」
要約 「たちはるか」は、成熟期が「あきまさり」並の晩生種で、移植、直播栽培の双方で倒伏に強く多収である。いもち病、縞葉枯病に抵抗性で、「ヒノヒカリ」に近い良食味である。酒造原料用に適するほか、主食業...
要約 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
要約 「ユニワイミスト」と「ユニワイスプリーム」は沖縄の気象条件に適応し、パイプハウスでの冬季雨よけ、無加温などの低コスト生産が可能であり、生産性の高いデンファレ有望品種である。 キーワード 「ユニワ...
要約 ハワイのデンファレ切り花品種「ユニワイ・ミスト」と「ユニワイ・スプリーム」、並びにシンガポールの品種「ルーシーピンク」は、沖縄の栽培環境に適応し、多収性である。 キーワード デンファレ、切り花品...
要約 大麦の基肥は、耕起前の散布によって土壌全層に施用するのに比較し、播種(覆土)後に散布(表面施用)する方が、茎立期以降の生長が旺盛になり肥料の利用効率が高い。 背景・ねらい 麦作は流通体制の変化や...
要約 [要約]春蚕用の広食性蚕品種「ひたちさんし」を民間との共同研究により育成した。本品種は強健で収繭量が多い多収性品種である。また、生糸量歩合、解じょ率、小節、練減率などの繭糸質が優良であり、高品...
要約 「本80-60」は枝条の伸長が良好で、節間は短く、再発芽性に優れた温暖地・密植向き桑系統である。本系統は春蚕期および晩秋蚕期の収量が多く、年間を通じて生育が旺盛であるところから、多回育および機械収...
要約 多肥条件において、半矮性インド型水稲品種「タカナリ」は高温多照の1994年には粗玄米重990g/m2という超多収性を示した。本品種は面積当たり全籾数が多く、さらに登熟期間の乾物増加量が大きいことが超多収...
要約 多肥条件において、半矮性インド型水稲品種「タカナリ」は高温多照の1994年には粗玄米重990g/m2という超多収性を示した。本品種は面積当たり全籾数が多く、さらに登熟期間の乾物増加量が大きいことが超多収...
要約 国内ではじめて育成した放牧専用の小葉型の新品種である。「東北21号」は植物体のサイズが小さくイネ科草種の生育を抑圧しないので安定した収量が維持できる。また混播草地でクローバ率が適正に維持されるの...
成果の内容・特徴