要約 ながいものえそモザイク病当代感染個体は無病徴となることがあり、翌年に発病して収量が減少する。採種ほでの伝播を防ぐには、発病株の除去、殺虫剤の施用および補完資材の利用に加え、採種ほを一般ほと距離...
ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)によるモザイク病に強いヤマノイモの新品種「山口2号」
要約 山口県徳地町在来ヤマノイモ(イチョウイモ)から選抜した優良系統に、弱毒ウイルスを導入し、育成した生産性の高い品種である。JYMVによるモザイク病に強く、薯の肥大が優れる。薯の形状は扇型で揃いがよい...
要約 青森県内で栽培されるナガイモ及びツクネイモの加害種はナガイモコガであり、トコロの加害種はヤマノイモコガである。両種は、前翅後縁の白色三角紋等の観察結果と寄生植物によって識別が可能である。 キー...
要約 複数の作物がモザイク状に分散する野菜地帯において、複合性フェロモン剤を用いた交信攪乱法の適用は、多種の野菜類を加害するハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、オオタバコガ、コナガの防除が可能である...
要約 ナガイモの葉,新梢やむかごを食害する小蛾害虫は,これまでヤマノイモコガAcrolepiopsis suzukiella とされていたが,近縁の新種であることを明らかにし,ナガイモコガA.nagaimo と命名した。 背景・ね...
要約 そばの不耕起・狭畦栽培は、慣行栽培(耕起・中耕培土有)に比し倒伏がやや多いが成熟期の遅れもなく、同程度の収量を得ることが出来る。雑草は播種前の茎葉処理除草剤の散布で防除できる。基肥と窒素追肥に...
レタス腐敗病細菌(Pseudomonas cichorii)が生産する植物毒素・チコリンの作用機構
要約 腐敗病細菌(Pseudomonas cichorii)に感染したレタス組織では、病原細菌が生産する植物毒素・チコリンによって、自家蛍光物質の蓄積、組織硬化などの生理的反応が誘導される防御反応を乗り越えて、病徴が発...
ヤマノイモ種芋寄生ネコブセンチュウの加温・加湿処理による防除
要約 水稲用育苗器を利用して、種芋を植付け前に40℃・湿度100%で24時間加温・加湿処理することで、ヤマノイモの種芋に寄生したネコブセンチュウを簡易に防除でき、収穫時のネコブセンチュウによる被害が著しく軽...
レタス腐敗病細菌(Pseudomonas cichorii)が生産する植物毒素・チコリンの作用機構
要約 腐敗病細菌(Pseudomonas cichorii)に感染したレタス組織では、病原細菌が生産する植物毒素・チコリンによって、自家蛍光物質の蓄積、組織硬化などの生理的反応が誘導される過敏感反応等の防御反応を乗り越え...
やまのいものネコブセンチュウ類に対するオキサミル粒剤の防除効果
要約 やまのいものネコブセンチュウ類に対してオキサミル粒剤を施用することによって被害いも率および被害度が低下し、その防除効果が明らかになった。 背景・ねらい 秋田県大館市を中心に栽培されているやまのい...