要約 PMMoV罹病性のシシトウガラシの接ぎ木栽培では穂木・台木品種の組み合わせにより急性萎凋することがある。その要因の1つとしてPMMoV抵抗性台木を用いた場合のPMMoV(病原型P1,2)感染による過敏感反応があ...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木「トウガラシ安濃4号」の選定
要約 「トウガラシ安濃4号」は万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木として実用性が高く、有望である。 キーワード トウガラシ、接木栽培、疫病、青枯病、複合抵抗性台木 背景・ねらい 京都府内の万願寺...
要約 大型トウガラシ「松の舞」の半促成栽培における疫病抵抗性台木品種としては、上物収量が多い「スケットC」と「ベルホマレ」が適する。 キーワード トウガラシ、松の舞、接ぎ木、台木品種 背景・ねらい 和歌...
消毒液自動噴霧ハサミを用いたピーマンモザイク病の接触伝染防止
要約 トウガラシマイルドモットルウイルス罹病ピーマンの葉柄切断や葉面への切り込み時に、シイタケ菌糸体抽出物液剤やスキムミルク水溶液で消毒液自動噴霧ハサミの刃を洗浄すると、隣接する健全ピーマン株へのPM...
消毒液自動噴霧ハサミを用いたピーマンモザイク病の接触伝染防止
要約 トウガラシマイルドモットルウイルス罹病ピーマンの葉柄切断や葉面への切り込み時に、シイタケ菌糸体抽出物液剤やスキムミルク水溶液で消毒液自動噴霧ハサミの刃を洗浄すると、隣接する健全ピーマン株へのPM...
ピートモス成型ポット移植によるトウガラシマイルドモットルウイルスの土壌伝染防止
要約 根が直接ウイルス汚染土へ触れないように、ピーマン苗をピートモス成型ポットごと移植すると、土壌伝染によるモザイク病の発生が抑えられる。 キーワード ピーマン、トウガラシマイルドモットルウイルス、ピ...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性遺伝子(L4)に連鎖したSCARマーカー
要約 トウガラシDNAを20merのプライマーセット(AP-7/8)でPCRをすると、PMMoV抵抗性のL4遺伝子と密に連鎖したDNA断片(WA31-1500S)が増幅される。このDNA断片はL4遺伝子を有するPMMoV抵抗性個体選抜のDNAマーカー...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性遺伝子(L4)に連鎖したDNAマーカー
要約 塩基配列が5'-AAGGCGCGAACG-3'のプライマーを用いてトウガラシDNAをPCRすると、PMMoV抵抗性のL4遺伝子と連鎖したDNA断片(WA31-1500)が増幅される。このDNA断片はL4遺伝子を有するPMMoV抵抗性個体選抜のDNA...
要約 京都府内トウガラシ産地に分布する青枯病菌には現行台木品種に対する病原性の差異から3種の病原性グループが存在する。各グループに対して「明石ピーマン」は強い抵抗性を示すことから伏見および万願寺トウ...
ピーマン栽培土壌からのトウガラシマイルドモットルウイルスの検出法
要約 スキムミルクと界面活性剤(Tween 20)を含むウイルス抽出用緩衝液を用いると、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)汚染ピーマン圃場の土壌抽出液から、DAS-ELISA法により特異的かつ高率にPMMoVを...
要約 11種の検定作物におけるキタネグサレセンチュウの18個体群の増殖程度は各検定作物で異なっていることから、その寄主親和性には明らかに種内変異が存在する。寄主親和性が類似する個体群は必ずしも地理的に接...
リンゴにおける新害虫ツマグロアオカスミカメの発生とその被害の確認
要約 秋田県鹿角市においてツマグロアオカスミカメによるリンゴへの加害が確認された。被害の症状は、葉では多数のせん孔が生じ、幼果では窪みや奇形、サビの形成が見られた。 背景・ねらい 2000年6月上旬に、秋...
アゼトウガラシ属水田雑草におけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性の迅速検定法
要約 水田雑草のアゼナ、アメリカアゼナ、タケトアゼナ、アゼトウガラシは、若い葉を明条件で除草剤に浸せきして抽出液を比色分析することにより、スルホニルウレア系除草剤抵抗性の迅速検定が可能である。 背景...
要約 京都府北部の丹後地域でアゼトウガラシが多発している水田が近年問題となっており、スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性変異の出現を確認した。その防除にはシメトリン及びMCPBを含有する水田除草剤が有...
Colletotrichum capsiciによるスターチス炭疽病の発生
要約 鹿児島県徳之島におけるスターチス(品種:「サザンピンク」)苗の枯れ上がりの原因はColletotrichum capsiciによるもので、本菌をスターチス炭疽病の病原菌として追加する。鹿児島県農業試験場大島支場・病...
要約 佐賀県のホウズキに発生した宿存がく及び茎葉に輪紋斑を生じる被害はColletotric-hum cocodes (Wallr.) S.Hughesによるものであり、国内外ともに未記録の新病害であることが明らかとなったため、ホウズキ炭...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性のアゼトウガラシの出現とその対策
要約 スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性生物型のアゼトウガラシが山形県東置賜郡川西町の水田に出現している。この生物型は従来の感受性生物型と比べるとおよそ100倍の除草剤抵抗性を示し、通常使用濃度の...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性のアゼトウガラシの出現とその対策
要約 スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性生物型のアゼトウガラシが山形県東置賜郡川西町の水田に出現している。この生物型は従来の感受性生物型と比べるとおよそ100倍の除草剤抵抗性を示し、通常使用濃度の...
タイにおけるトウガラシ及びウリ科野菜ウイルス病の実態解明と耕種的防除法の開発
要約 タイのトウガラシとウリ科野菜に発生する重要ウイルス病の種類 (チリヴェイナルモットル、キュウリモザイク、パパイヤ輪紋、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)と性質を明らかにし、抵抗性品種のスクリーニン...