要約 本プログラムは、農研機構メッシュ農業気象データを取得する機能をエクセルファイルに追加するものであり、これにより気象データを利用する独自のエクセルファイルを用いたアプリの開発が可能になる。 キー...
要約 シカの牧草食害防止に適した電気柵の種別、設置・管理労力を実地検証した。耐久性と経済性において高張力鋼線柵が優れ、高さは140cm以上を確保することで飛び越えを防止し、45cm高の張出し線で接触させ柵の...
要約 日本と周辺諸島、北米、ハワイの外来昆虫相を比較したところ、小笠原諸島やハワイ諸島などの海洋島には外来昆虫が侵入・定着しやすい、北米大陸・ハワイ諸島は生物的防除の目的で導入された外来昆虫が多い、...
要約 マツタケは、アカマツなどマツ科の針葉樹と菌根を形成し、根から栄養分をもらって生育しますが、中南米に分布する広葉樹セドロ(センダン科)とも菌根を作り、マツタケ菌糸が土壌中に広がり、セドロも良好に...
果樹害虫モモノゴマダラノメイガの交尾にはオスの発する超音波が必須である
要約 モモとクリの難防除害虫であるモモノゴマダラノメイガは、交尾時にオスが超音波パルスを発する。メスが交尾を受入れるための姿勢は、オスの超音波に反応して引き起こされることから、オスの発音を受容できな...
斑点米カメムシ、アカスジカスミカメの持続性合成フェロモン剤の開発
要約 アカスジカスミカメのフェロモン成分の化合物をポリエチレンチューブに充填したチューブ製剤は、合成フェロモン剤としておよそ1ヶ月間アカスジカスミカメの雄成虫を誘引することができる。 キーワード アカ...
DAS-ELISA法によるウリ類退緑黄化ウイルスの簡易血清診断法
要約 ウリ類退緑黄化ウイルスに対する抗血清を用いて新規に開発したDAS-ELISA検定試薬は、メロン、キュウリ、スイカの各種罹病葉を的確に診断できる。 キーワード CCYV、クリニウイルス、DAS-ELISA、高感度検出、...
ウリ類退緑黄化ウイルスのゲノム構造解析と近縁ウイルスとの類縁性
要約 ウリ類退緑黄化ウイルスのゲノムは2分節RNAであり、全長8,607塩基のRNA1と全長8,041塩基のRNA2からなる。本ウイルスは、Bean yellow disorder virus、Lettuce chlorosis virusおよびCucurb...
要約 白紋羽病菌に内在するマイコウイルスの粒子を純化し、プロトプラストを介して他の植物病原糸状菌に人工接種すると、本来の宿主以外の糸状菌へも感染できる。本法により、ヴァイロコントロール因子としてのマ...
侵入害虫クリタマバチ防除のために導入された外来天敵昆虫とそれに近縁な日本在来昆虫の交雑個体の検出法
要約 核リボソーム遺伝子の配列の違いを識別することにより、侵入害虫クリタマバチ防除のために海外から導入された外来天敵チュウゴクオナガコバチと、それに近縁な日本在来天敵クリマモリオナガコバチの交雑個体...
要約 ウリ類退緑黄化ウイルスの感染が疑われるメロンおよびきゅうりからRNAを抽出し、特異的プライマーを用いたRT-PCRにより感染を診断することができる。 キーワード ウリ類退緑緑黄化ウイルス、RT-PCR、迅速診...
要約 北海道におけるチンゲンサイの適正な総窒素施用量はハウス・露地栽培とも15kg/10aである。化学合成農薬の使用回数は、生物農薬等を利用して、ハウス栽培では現行基準どおりでよく、露地栽培では殺菌剤が4回...
要約
クリ「岸根」は、1年生苗木をさらに1年間苗圃で育成して定植すると良い。育成中に新梢を摘心し、定植時に枝の切り返しを行うことにより樹冠が早く拡大し、初期収量が多くなる。ま...
ウリ類退緑黄化ウイルスによるメロンおよびキュウリ退緑黄化病(新称)
要約 メロンおよびキュウリで発生する黄化症は、タバココナジラミバイオタイプQおよびBが媒介するウリ類退緑黄化ウイルスの感染で発病するメロンまたはキュウリ退緑黄化病である。 キーワード ウリ類退緑黄化ウイ...
要約 施設栽培メロンの主要病害虫(ナスハモグリバエ、ハダニ類、ワタアブラムシ、うどんこ病)に対し、生物農薬の効率的な使用や化学農薬との併用などにより、化学農薬使用回数を50%以上削減した減農薬栽培が可...
クリ害虫の微生物防除資材としてBeauveria bassiana HF338株は有望である
要約 クリシギゾウムシ幼虫に対する高い病原力を指標として選抜した昆虫病原糸状菌Beauveria bassiana HF338株は、クリシギゾウムシ成虫およびクリミガ幼虫に対しても強い病原力を有し生物防除資材として有望...
要約 クリの主要害虫であるクリシギゾウムシを、高圧炭酸ガスを用いて殺虫する。温度25℃、圧力3MPaの条件下で30分処理後、ガスを10分かけて放出するとクリシギゾウムシはほぼ完全に殺虫できる。 キーワード 臭...
要約 軟白みつば栽培に適する品種、播種期、窒素施肥量、播種量および播種後処理、根株の魚箱への詰め方、伏せ込み管理(魚箱、地床)の差異、病害虫発生実態とその対策を明らかにし、軟白みつばの栽培管理暦モデル...
道南地域における水稲「ふっくりんこ」の高品質・減農薬米生産技術
要約 「ふっくりんこ」の低タンパク米生産には窒素施肥量6~8kg、栽植密度90株/坪が適する。温湯種子消毒及び水面施用粒剤を中心とした防除体系により減農薬米生産が可能である。 キーワード 水稲、ふっくりんこ...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...