トマト黄化葉巻病抵抗性遺伝子Ty-2の原因遺伝子TYNBS1
要約 トマトのTYNBS1遺伝子はトマト黄化葉巻病抵抗性遺伝子Ty-2の原因遺伝子である。TYNBS1はcoiled-coil domainをN末端に有するNB-LRRタンパク質をコードする。 キーワード トマト黄...
施設野菜類の主要アブラムシを防除するための2種アブラバチ混合製剤
要約 ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの1:1混合マミー製剤あるいはバンカー型製剤により、施設野菜類の主要アブラムシであるワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、ジ...
ピーマンでのジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のためのギフアブラバチ利用技術
要約 ギフアブラバチは、施設栽培ピーマン等で発生するジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のための生物農薬として利用できる。ギフアブラバチの利用法には成虫放飼法とバンカー法があり、バンカー法はジャガイモヒ...
バレイショの畝間リビングマルチ栽培は一部のゴミムシ類の生息数を増やす
要約 バレイショの畝間にエン麦野生種をリビングマルチとして栽培すると、慣行栽培と比較して広食性の天敵として期待されるキンナガゴミムシなど一部のゴミムシ類の生息数が増加する。 キーワード バレイショ、リ...
要約 収穫後、圃場に残ったばれいしょ塊茎は、土壌凍結深30cmで死滅する。土壌凍結深制御手法に基づいて決定したスケジュールでの、雪割りにより、本条件の達成で野良イモ個体数を無処理対比5%以下に減らすことが...
品種特性データの操作性が向上した系譜図作成ソフトウェア;EvoTree PLUS
要約 系譜図自動作成ソフトウェア;EvoTreeを多種類の品種特性データ(文字列・数値)に対応できるデータ構造へ改変し、データの操作性・汎用性を高めた。改良したEvoTree PLUSはマニュアル・作物系譜データ等と共に...
外観形質が良好で収量性の高いヤーコンの新品種候補系統「アンデスの乙女(旧系統名 SY237)」
要約 ヤーコン「アンデスの乙女」は株当たりの塊根数が多く、単根重も大きいため、収量性が極めて高い。また、従来品種と比べて裂根が生じにくい。塊根の皮色は従来品種にない濃い赤紫色で、表面は非常に滑らかで...
トマトのジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子を判定するDNAマーカー
要約 国内のジャガイモシストセンチュウ抵抗性トマト品種は抵抗性遺伝子Hero Aを持ち、新規作成PCR-RFLP DNAマーカーによって明確に判定できる。 キーワード ジャガイモシストセンチュウ、トマト、抵抗性...
ムギヒゲナガアブラムシは天敵寄生蜂ギフアブラバチの代替寄主として利用できる
要約 ギフアブラバチはムギヒゲナガアブラムシに寄生して正常に発育し、羽化した成虫は野菜害虫のジャガイモヒゲナガアブラムシやモモアカアブラムシに寄生する。ムギヒゲナガアブラムシはギフアブラバチのバンカ...
要約 DNAマーカーによって、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子H1およびジャガイモYウイルス抵抗性遺伝子Rychcを判定できる。 キーワード ジャガイモシストセンチュウ、ジャガイモYウイルス、抵抗性遺伝子、...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
要約 ジャガイモ生産上重要なウイルス・ウイロイド、細菌、線虫、合計19種を検出できるマクロアレイを作製した。本アレイを利用することによって高感度かつ迅速に主要病害虫を同時検出できる。 キーワード ジャ...
要約 暖地二期作栽培のジャガイモにおいて、アザミウマ類の発生圃場率は高く、春作では生育中後期や収穫期、秋作では生育初期から中期にかけて密度がピークになるが、発生密度は概ね低い。発生種はネギアザミウマ...
要約 幼虫1頭からDNAを抽出し、rDNA-ITS領域をPCRで増幅後、制限酵素Alu IとHinfIで別々に切断した電気泳動像から、ジャガイモシストセンチュウと同属近縁の3種線虫を識別できる。 キーワード ジャガイモシスト...
シソ科ハーブ類栽培で発生する害虫種と防除薬剤の登録データの取得
要約 シソ科ハーブ類に19種の害虫の発生を確認した。このうち、ワタアブラムシ、クロゲハナアザミウマ、ナミハダニ(赤色型)など7種は激しい被害を起こす。また、アセタミプリド水溶剤はシソ科ハーブ類のアブラ...
アメリカにおける遺伝子組換え作物をめぐる政策動向と規制スタイル
背景・ねらい 本研究では,世界で最も遺伝子組換え作物(GMO)の商業化が進展しているアメリカを取り上げ,規制における特徴を把握すると共に,その見直し動向について明らかにする。またアメリカが行っているGMO...
早生・白肉でサラダ適性のあるばれいしょ新品種「ゆきつぶら(北育1号)」
要約 ばれいしょ「ゆきつぶら(北育1号)」は、早生・白肉の生食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。内部異常が少なく、調理品質に優れておりサラダ等の業務...
促成ピーマンにおける天敵農薬タイリクヒメハナカメムシとコレマンアブラバチを利用した害虫防除体系
要約 促成ピーマンにおいて、アザミウマ類に対してはタイリクヒメハナカメムシ0.5頭/m2の秋季2週連続放飼により、アブラムシ類に対してはコレマンアブラバチ500頭/15aをバンカープラントと併用して秋季に1回放飼...
そうか病抵抗性が“強”の生食用ばれいしょ新品種候補系統「北育7号」
要約 ばれいしょ「北育7号」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は“強”で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが...
コレマンアブラバチを用いたバンカー法による施設ナスのアブラムシ防除
要約 促成栽培ナスでの春期アブラムシ対策として、11月にムギ類を播種し、2週間後にムギクビレアブラムシを接種し、さらに2週間後にコレマンアブラバチを放飼するバンカー法により、モモアカアブラムシとワタア...