サイレージ用とうもろこし茎葉高消化性早生品種「ナスホマレ」の育成
要約 寒冷地から温暖地に適応する早生のサイレ-ジ用とうもろこしF1品種「ナスホマレ」を育成した。本品種は茎葉の消化性が高く、ごま葉枯病抵抗性は強で、初期生育に極めて優れた多収品種として普及が期待され...
ビール大麦『みょうぎ二条(新田二条13号)』の奨励(認定)品種採用
要約 大麦縞萎縮病に強く、麦芽品質の優れる早生種のビール大麦「みょうぎ二条」を奨励(認定)品種として採用した。 背景・ねらい 大麦縞萎縮病に強く、麦芽品質の優れるビール大麦「みょうぎ二条」を奨励(認定...
要約 二条大麦中間母本農1号(旧系統名:大系HC-15)は,蛋白質含有率がミカモゴールデンと比べて約2%低く,醸造品質の優れた縞萎縮病抵抗性の早生系統である。耐到状性は弱い。低蛋白質で高品質多収の醸造用二条大...
要約 少雪寒冷地において安定多収を示し、条桑収穫の機械化に適する桑品種は「あおばねずみ」である。また、春1回伐採を繰り返す収穫形式の桑園には、古条長が短く効率的な機械収穫が可能な「ゆきしのぎ」が適性...
要約 県内でのビール大麦の安定生産をはかるため、実需者の求める醸造特性を有し、かつ大麦縞萎縮病抵抗性、早生、短稈のビール大麦「新田二条13号」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県のビー...
要約 四国裸97号はアジ化ナトリウムにより誘発された人為突然変異系統で、アミロースフリーの二条・並性・モチ性裸麦である。主な特徴は、短・強稈、長穂で穂数が多く、収量性は中程度で精麦白度が高い。縞萎縮病...
要約 かんきつ新品種「不知火」に温州萎縮ウイルス、カンキツタターリーフウイルスの感染が確認され高接ぎ増殖が汚染を助長した物と推測された。 背景・ねらい 最近の急速な品種更新にともない全国の産地でウイル...
要約 早生・多収、耐倒伏性などの栽培特性に優れ、大麦縞萎縮病とうどんこ病に複合抵抗性を持ち、ビール醸造用麦芽品質の優れる二条大麦品種「タカホゴールデン」を育成した。 背景・ねらい ビール麦は収量性...
要約 小麦「しゅんよう」は「ナンブコムギ」並の早生種であり、収量性・外観品質に優れ、耐雪性は「キタカミコムギ」にやや優る。また、めんの色が良好なことから、山形県産小麦の品質安定及び向上に寄与する。 ...
要約 少雪寒冷地向きで良質・多収の桑品種「わせゆたか」(桑農林17号)を育成した。本品種は、春の発芽が早く、技条伸長良好で、晩秋蚕期の葉の硬化も比較的遅く、普通植えまたは密植に適する。 背景・ねらい 少雪...
要約 早生・多収、耐倒伏性などの栽培特性に優れ、大麦縞萎縮病とうどんこ病に複合抵抗性を持ち、ビール醸造用麦芽品質の優れる二条大麦品種「タカホゴールデン」を育成した。 背景・ねらい ビール麦は収量性...
要約 四国裸96号はイチバンボシよりやや遅い中生の早で、二条・並性のモチ性裸麦である。やや短稈で穂長が長く、穂数型で多収である。強稈で中折れ耐性に優れ、縞萎縮病とうどんこ病に複合抵抗性である。播性程...
要約 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種の罹病化に、オオムギマイルドモザイクウイルスの2系統が関与することを見出し、2系統の血清学的および遺伝子レベルでの差異を明らかにした。 背景・ねらい オオムギ縞萎縮病は、...
要約 四国裸95号は裸麦の新規用途の開拓、食味の向上を目的に育成したモチ性の裸麦で紫色粒である。早生・短稈・強稈の穂数型の系統であり、子実収量は多肥で高く、精麦適性はやや低い。縞萎縮病に強く、うどんこ...
温暖地・密植向け桑系統 本83-67・本83-72および本83-73の選抜
要約 桑品種「ときゆたか」に「はやてさかり」を交雑し、温暖地・密植向き桑系統本83-67、本83-72および83-73を育成した。いずれも、収量は「しんいちのせ」程度であり、枝条伸長はやや劣るが、枝条数は多い。前2...
要約 四国裸94号はセンボンハダカと同程度の早生で、穂数型の裸麦である。子実収量は多収で粒大は中程度である。粒形は円粒で外観品質が高く、精麦適性はイチバンボシにほぼ匹敵する。縞萎縮病に強く、うどんこ...
要約 桑農林1~9号の栽培特性を植付3~5年目まで調査した結果、「ゆきしらず」を除く品種は多収で、「ゆきしらず」、「しんけんもち」及び「あおばねずみ」以外は秋季の葉の硬化が遅く、収穫回数の増加が可能であ...
要約 早生の高品質六条皮麦品種として「シュンライ」を選定した。本品種は「ミノリムギ」に比べ、収量性はやや劣るものの、耐倒伏性の強い早生品種で麦・大豆体系への導入が容易であり、大粒で外観品質が優れ、食...
要約 リンドウの葉にえそ斑点を生じさせて株が激しく萎縮枯死する症状が発生した。原因究明の結果、インゲンマメ黄斑モザイクウイルスえそ系(BYMV-N)による新病害であったので、病名をリンドウえそ萎縮病と命名し...
要約 「アブクマワセ」は6月5半旬の収穫が可能な早生種であり、降雨による品質低下が回避される。また製めん性が良好で、福島県産小麦の品質安定および向上に寄与する。 背景・ねらい 福島県の小麦は、収穫時期が...