要約 1990年代以降、気候温暖化による高温が原因と思われる果樹の生育障害の発生が多い。過去の気象推移から算出した気温上昇値をもとに、30年後の温度環境をシミュレーションすると、施設果樹での加温時期の遅れ...
要約 オウトウ「佐藤錦」での加温施設栽培における高温対策として、着色始期から細霧冷房をおこなうことにより、施設内気温が低下し、着色阻害の軽減を図ることが出来る。 キーワード オウトウ、佐藤錦、加温施設...
オウトウ「佐藤錦」のシアナミド剤による休眠打破と収穫期の前進化
要約 オウトウ「佐藤錦」に対し、7℃以下低温遭遇時間1000時間時点(12月下旬)から自発休眠覚醒期(1月中~下旬)までの期間にシアナミド剤0.5~1.0%溶液を散布することにより自発休眠が打破され、収穫時期の前...
要約 3枚の透明なプラスチックフィルムを積層してハウスの被覆資材として用い、空気膜構造の下層2枚の隙間は薄膜流水によって太陽熱の集熱あるいは夜間の放熱を行う熱交換器として機能し、省エネルギー効果の高...
温床線を用いた部分的地中加温によるカンキツ「不知火」の生育促進
要約 「不知火」の雨除け栽培において、電気温床線を巻き付けた円筒形発熱体を使用して部分的な地中加温を行うことにより、地温は発熱体からの距離や深さによって異なるが、萌芽と開花を促進する。 背景・ねらい ...
要約 露地の小ギク(8月から11月咲き)の直挿し栽培では、挿し穂の発根剤処理と直挿し後にべたがけ資材により被覆を行うと、慣行栽培と同程度の開花時期と切り花品質が確保できる。 背景・ねらい 輪ギクの施設...
施設パパイヤ「サンライズソロ」における果実重の季節的変動の要因
要約 施設パパイヤの果実重の季節的変動には、開花時期の温度変化に伴う種子数の増減が関与している。小玉果の要因となる種子数の減少には、柱頭~葯間距離の拡大による受粉機会の減少と花粉発芽率の低下が関係し...
要約 高温対策として遮光栽培するミニトマトにおいては、50%遮光中の葉温は気温より低く、盛夏時においても寄生蜂を利用したコナジラミ類、マメハモグリバエの防除が可能である。宮崎県総合農業試験場・環境部・...