要約 鹿児島県が保有する薩摩鶏♂と産卵性の優れたロードアイランドレッド♀を交配して系統造成した「さつま地鶏」は、それ同士の交配により完全有色羽装で、肉質がよく、脂肪が少ない優れた地鶏肉を生産することが...
要約 肉用鶏のサルモネラ汚染敷料処理の有効な消毒は、消石灰を敷料に1%添加することで6日後に3%添加では3日後にサルモネラの菌数は、検出限界以下(100cfu/g)になり、サルモネラ汚染の拡大を防ぐことが...
要約 温風乾燥処理した捕獲外来魚(ブルーギル)を配合飼料に添加し、市販魚粉と比較した。豚では嗜好性に欠け肥育期間が約1カ月延びたが、採卵鶏ではやや卵重が小さくなる傾向があるが、嗜好性に問題はなく、配...
要約 特産鶏を収容した平飼い鶏舎で、プラスチック製ネット床の平飼い鶏舎では、落下細菌数が土間よりも、87%減少した。また、種卵にサルモネラを6×104CFU塗布し、弱酸性機能水に3分間浸漬した結果、菌数が検...
要約 長期間保存後もニワトリ凍結精液の精子活力は良好で、受精率及びふ化率はそれぞれ約80%、約90%と高く、ヒナ活力も十分で、保存期間の違いによる差がみられなかった。凍結精液技術はニワトリにおいても品種...
ヒカリギセルの繁殖に及ぼすカルシウム添加物並びに産卵保護資材の効果
要約 健康食品として注目されているヒカリギセルの養殖においてカルシウム添加物として肥料用炭カルが優れる。また篠竹など産卵直後の卵を共食いから保護する資材を入れると繁殖率を高めることができる。 背景・...
要約 ニホンウズラおよびニワトリ雌鳥の産卵は、脛骨両骨端の成長板が消失し、骨髄腔内に骨髄骨が発現して始まる。性成熟後の脛骨の骨密度(ヒドロキシアパタイトの密度)には性差があり、雌鳥の値は産卵開始後、...
要約 岐阜地鶏を再交配して在来種血液百分率を高めた雄から作出した新しい肉用奥美濃古地鶏は現行型のものより4%程度体重の減少が見られる。しかし、飼料要求率、肉質、食味等について大きな差は認められず、特定...
要約 肉用鶏に対して5週齢から5日間、制限給餌(自由摂取の80%量)すると、発育成績に差がなく糞排泄量を低減できる。 背景・ねらい 肉用鶏は高密度飼育条件下で短期間に多量の糞を排泄しており、鶏糞の排泄量を...
希少鶏種「久連子鶏」の凍結保存した始原生殖細胞による生殖巣キメラ鶏の作出
要約 希少鶏種で繁殖率の悪い久連子鶏から採集した始原生殖細胞を凍結保存し、それを白色レグホーンの胚に移植し、生殖巣キメラ鶏を作出した。熊本県農業研究センター・畜産研究所・中小家畜部 背景・ねらい 繁殖...
要約 フィターゼを添加した低リン飼料の給与により、生産性を損なうことなく、リン排泄量を育成期で20%程度、産卵期で30%程度低減できる。 背景・ねらい 家畜・家禽からの排泄物中のリン等による海洋等の富栄養化...
要約 体外培養において、あひる精子が卵黄膜に侵入する際に生じる孔の数(精子侵入痕数)は雄個体間で大きく異なる。この精子侵入痕数は、人工授精による受精率 と高い相関を示し、雄個体ごとの繁殖能力の評価指...
要約 結晶アミノ酸を添加してメチオニンとリジンの割合を高めた低蛋白質飼料の給与により、生産性を損なうことなく、窒素排泄量を育成期で40%程度、産卵期で20%程度低減できる。 背景・ねらい 家畜・家禽からの排...
要約 フィルタ'等による通常の空気清浄法と比較し、維持管理、設置が容易な超音波噴霧器で重量比2%の植物性油の水溶液を噴霧することで、無窓鶏舎内の粉塵濃度を40~75%低減できる。 背景・ねらい 鶏舎内で発生す...
要約 1頭の供胚豚から1回に採取された胚を1ロットとした場合、凍結・融解した拡張胚盤胞2個の体外培養成績と残りの凍結胚の移植後の受胎成績が高い関連性を有することが明らかとなった。このことを応用することに...
要約 中山間地域の小規模生産者向けの簡易鶏舎の開発のため、内部構造の検討を行った。その結果内部構造の改良により、破卵率が低減し生産性の向上が図れた。 背景・ねらい 平飼いや放し飼いといった、自然養鶏法...
要約 中国地域においては、肉用牛飼養農家は非飼養農家に比べて耕作放棄地率が低い。また、肉用牛飼養農家の中でも、繁殖牛を飼養している農家と飼料作を作付けている農家は、耕作放棄地率が低い。 背景・ねらい ...
要約 ブロイラーの出荷5週間前から休薬飼料に乳酸菌製剤を添加すると、飼料消費量が増え、飼料要求率も悪くなるが、抗体価の上昇と遅延型皮膚過敏反応が顕著になり、免役能の活性化が認められる。 背景・ねらい ...
背景・ねらい 我が国では、マツノマダラカミキリが媒介するマツノザイセンチュウによる松枯れが依然として続いており、また、中国では北部砂漠地帯での大規模な植林事業 いわゆる「緑の長城計画」において、主要...
要約 産卵率が5%に達した翌日から25%の体重減少を目標とした絶食は、50%産卵日齢を約16日遅らせるが、産卵ピーク後の産卵率及び二黄卵発生比率を2~10ポイント高く推移させ、450日齢までの累計で二黄卵発生比率を...