イタリアンライグラス草地での冬期親子放牧と黒毛和種子牛の発育
要約 冬期(12月~1月)にイタリアンライグラス草地で現地分娩し、クリープ飼料無給与で親子放牧を行った黒毛和種子牛は舎飼いでクリープ飼料を自由採食した子牛と同様の平均日増体量約1.0㎏の良好な発育を示した...
要約 岩手県で代表的な斑点米カメムシであるアカスジメクラガメは、ヒエ類の多発した水田ではイネの出穂期前から侵入し、繁殖する。1999年の調査では、ヒエ類の密度が高い水田ほど斑点米率が高い傾向が見られたこ...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...
要約 水田内に生息するスクミリンゴガイの越冬後の殻高成長量は、蓋に残された成長の境界を示す成長線を用いて推定できる。越年貝の成長速度は成貝サイズに達するまではほぼ一定であるが、以後はサイズに依存して...
要約 スクミリンゴガイ成貝の成長は日長の影響を受けず、産卵は短日下、特に短日・低温下において産卵頻度や総産卵数が低下する。また、1卵の重さは日長の影響を受けず、低温下において重くなる。九州農業試験場...
要約 イワダレソウ (Lippia nodiflora) は、矮性であり、被覆進展の早さ、強健性に優れ、開花期が長い特徴を備えており、水田法面用保護植物として有望な草種である。 背景・ねらい 中山間地の水田は傾斜地に位...
水田雑草ミズアオイにけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性の遺伝様式と他殖による拡散
要約 スルホニルウレア系除草剤抵抗性ミズアオイは、感受性型に比べて72~112倍の抵抗性を示し、その抵抗性形質は完全優性の1遺伝子によって支配される。本種は10~68%の他殖率(昆虫媒介)を有するため、感受性集...
実験室内で塊茎形成を比較観察できるショクヨウガヤツリ簡易培養法
要約 ショクヨウガヤツリを寒天培地で、10および16時間日長で培養することにより、省スペースで連続的に塊茎形成が比較観察できる。10時間日長では、約3週間で塊茎が形成され、16時間日長では塊茎が形成されない...
イネウンカ2種を餌としたカタグロミドリメクラガメの発育と産卵
要約 カタグロミドリメクラガメの発育・寿命・産卵はトビイロウンカの卵とセジロウンカの卵を給餌した場合で差がない。総産卵数は約300卵であり、餌量が十分な条件下での潜在的増殖能力は極めて高い。九州農業試...
水田雑草コナギの開花・生育への日長と水温の影響にみられる産地間差異
要約 コナギは14.0および13.5時間の日長では、開花までに要する日数は産地間で顕著な差が認められる。13.0時間日長では、産地間差はなくなる。また、水温17℃では花芽形成率は低いが、18℃では花芽形成率は高まり北...
要約 水田内におけるスクミリンゴガイの雌成貝の成長速度と単位面積当たり産卵数は、餌量が少なく貝密度が高いほど減少する。雌雄ともに餌条件とは無関係に盛夏期以後は成長を停止するが、産卵は収穫期まで続く。...
非選択性茎葉処理除草剤による早期水稲収穫後のショクヨウガヤツリの塊茎増殖防止法
要約 暖地の早期水稲栽培田に発生する帰化雑草ショクヨウガヤツリは主として稲刈り後の不作付期間に翌年の発生源となる塊茎を5,000個/㎡程度生産する。開花期のショクヨウガヤツリに対する非選択性茎葉処理除草剤...
非選択性茎葉処理除草剤による早期水稲収穫後のショクヨウガヤツリの塊茎増殖防止法
要約 暖地の早期水稲栽培田に発生する帰化雑草ショクヨウガヤツリは主として稲刈り後の不作付期間に翌年の発生源となる塊茎を5,000個/平方m程度生産する。開花期のショクヨウガヤツリに対する非選択性茎葉処理除...
要約 東北地域で帰化植物を中心とする草地・飼料畑の雑草として報告された草種は、23科85種・2類にのぼる。この中から現在大きな被害を及ぼしている草種と、今後被害が拡大する可能性のある草種を選定し、こ...
要約 東北地域で帰化植物を中心とする草地・飼料畑の雑草として報告されたく草種は、23科85種・2類にのぼる。この中から現在大きな被害を及ぼしている草種と、今後被害が拡大する可能性の危険のある草種を選定し...
要約 斑点米を多発させるアカスジメクラガメは岩手県内で年3世代発生する。主に第2世代成虫が出穂期から乳熟期のイネに飛来し吸汁加害する。玄米検査品質を落等させる密度は0.2頭/株程度と低く、これを掬い取り等...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴