タイの市販オオバンガジュツにおける機能性ポリフェノール含量の季節変化
要約 タイ国内の市場を流通するオオバンガジュツでは、主要な4つの機能性ポリフェノール成分の含量に一定の季節変化が観察される。その主な原因は、土中保留中におけるポリフェノール成分ごとの一定方向への含...
要約 トルコギキョウの1~3月出し栽培では、長日処理(深夜4時間の暗期中断)を行うことにより開花が促進する。暗期中断の効果は、定植から雌蕊形成期までの発育初期において高く、茎伸長後の花芽分化節位が低下...
温暖地で栽培された大豆のイソフラボン含量及び組成の品種間差異
要約 温暖地で栽培された大豆の子実中イソフラボン含量及び組成には大きな品種間差異がある。含量は「新丹波黒」で低く、「伊予大豆」、「タマホマレ」、「四国5号」で高い。組成は「アキシロメ」でゲニステイン...
多窒素栽培の飼料イネ収穫の適否は籾黄化率または葉色値で判定できる
要約 飼料イネの出穂からダイレクトカット収穫に適する水分含量65%に低下するまでの積算気温は、多窒素栽培による窒素吸収量の増加に従い高くなる。極端な多窒素栽培でも籾黄化率60%以上、あるいは止め葉葉色値...
日日射量と日平均気温、栽植密度に基づく冬どりキャベツの生育モデル
要約 日日射量と日平均気温、栽植密度を入力条件とし、乾物生産や結球部への分配率および乾物重増加量あたりの生体重増加量を気温の関数で推定する冬どりキャベツ生育モデルは、地上部乾物重の増加を相対誤差5...
要約 そば品種・系統の穂発芽耐性を、熟期の差異や天候に左右されずに検定する方法を開発した。成熟程度を揃えるために黒化粒や黒化中の充実した粒を採取し、直ちに濾紙を敷いたシャーレに並べ、加水して蓋を閉め...
要約 PMMoV(P1,2)抵抗性L3遺伝子をホモ接合で導入したF1品種「トサミドリ2号」を育成した。花粉親の作出に葯培養を利用したF1品種「トサミドリ2号」は、高い収量性と良好な果実形質を示す。 キーワード ピーマ...
牛糞堆肥を連用した飼料イネの湛水条播栽培における適切な減肥量
要約 湛水条播栽培した飼料イネ「ホシアオバ」は、牛糞堆肥2t/10aに加えて被覆尿素で窒素8.3kg/10a施用すると、リン酸・カリ無施肥で1.6t/10aの高乾物収量が得られる。牛糞堆肥連用3年目において高収を維持するた...
サツマイモ蒸切干の中白障害発生に関わる塊根のでん粉及び水分含量
要約 サツマイモ蒸切干塊根片の一部分が白色不透明になり硬化する中白障害の原因は、でん粉の蓄積不足、ならびにでん粉の糊化不良である。「タマユタカ」では土壌の乾燥に伴う塊根水分の低下によるでん粉糊化不良...
重窒素標識乳牛スラリーおよび堆肥の草地表面施用後3年間における窒素動態
要約 スラリーの窒素は速効的で、施用当年の地上部窒素吸収量に占めるふん尿由来窒素の割合が高く、草地表層に保持される窒素割合は少ない。対照的に堆肥の窒素は緩効的で、施用後の牧草はスラリーよりも多くの土...
LBVaVの外被タンパク質遺伝子を導入したレタスのビッグベイン病抵抗性
要約 LBVaV(レタスビッグベイン随伴ウイルス)の外被タンパク質遺伝子を導入した組換えレタス「LBVaV-CP#1」は、LBVaVだけでなくMiLV(ミラフィオリレタスウイルス)にも抵抗性を示し、レタスビッグベイン病に対し...
スプレータイプ小ぎく品種「CM21」及び「CM28」の育成とその特性
要約 2005年度に育成を完了した黄色一重咲きの「CM21」及び赤紫色二重咲きの「CM28」は、冷涼な気象環境にある岩手県の立地条件に適合したスプレータイプの小ぎく品種である。 キーワード 品種、キク、小ギク、ス...
サツマイモ蒸切干の中白障害発生に関わる塊根のでん粉及び水分含量
要約 サツマイモ蒸切干塊根片の一部分が白色不透明になり硬化する中白障害の原因 は、でん粉の蓄積不足、ならびにでん粉の糊化不良である。「タマユタカ」では 土壌の乾燥に伴う塊根水分の低下によるでん粉糊化不...
要約 ヨーロッパ産単為結果性品種と国産ナス品種を素材として、単為結果性F1系統「はつゆめ」を育成した。「はつゆめ」は、国内初の単為結果性をもつナス品種であり、高い結果率と良好な果実品質を示す。 キーワ...
要約 ブドウ「シャインマスカット」の有核栽培では、開花約2週間前~満開時のどの時期に花穂整形処理を行っても、有核果は安定して確保でき、花ぶるいや無核果の発生は少ない。 キーワード ブドウ、シャインマス...
ダイズの無中耕無培土栽培における窒素固定能の変動要因と生育、収量との関係
要約 ダイズの窒素固定能は播種時期の早晩による影響を大きく受け、7月上旬播種で窒素固定能が高く、栽植密度の影響は認められない。また倒伏すると窒素固定能は低下し、窒素固定能と収量および地上部乾物重との...
要約 そば品種・系統の穂発芽耐性を、熟期の差異や天候に左右されずに検定する方法を開発した。成熟程度を揃えるために黒化粒や黒化中の充実した粒を採取し、直ちに濾紙を敷いたシャーレに並べ、加水して蓋を閉...
SSRマーカーによるヤマノイモ新品種‘ねばりっこ’の品種識別法の開発
要約 6組のSSRマーカーにより、鳥取県が育成したヤマノイモ新品種‘ねばりっこ’の品種識別が可能である。 背景・ねらい ヤマノイモ属植物は栽培地域によって多くの系統が存在し、気候、土壌及び栽培条件によりイモ...
要約 ヤマブドウを発芽期から収穫期まで雨除けすることで、殺菌剤無散布でもべと病、晩腐病の被害を大幅に軽減できる。これにより、十分成熟した果実が収穫でき、糖度が高く、酸含量が低く、果汁色の濃い加工用と...
要約 「上育445号」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能な熟期である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生...