要約 水稲-イグサ二毛作を主体とする流域を対象として、水系を中心とした窒素フローを明らかにした。施肥窒素の見かけの流出率は、流域の差引排出負荷量ベースで検討すると8%となった。イグサへの施肥期には窒素...
畑地の一毛作と二毛作における炭素のシーケストレーションの評価
要約 陸稲,トウモロコシ,大豆を一毛作した畑地と陸稲-大麦,落花生―小麦,トウモロコシ―大麦を二毛作した畑地における炭素収支を明らかにした。一毛作および二毛作畑地(表層腐植質黒ボク土)とも年間の炭素収...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機で播種した大豆と小麦の収量と根系
要約 農業研究センターで開発したディスク駆動式汎用型不耕起播種機により水田転換畑で大豆および小麦を不耕起栽培すると収量は耕起栽培と同等となる。不耕起栽培では大豆の根系は浅く、小麦の根量は少ない。 背...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機で播種した大豆と小麦の収量と根系
要約 農業研究センターで開発したディスク駆動式汎用型不耕起播種機により水田転換畑で大豆および小麦を不耕起栽培すると収量は耕起栽培と同等となる。不耕起栽培では大豆の根系は浅く、小麦の根量は少ない。 背...
要約 愛知式不耕起播種機により小麦立毛中の2月中下旬に水稲を播種する「小麦立毛中水稲不耕起乾田直播」は、麦に傷害を与えず、水稲の高い苗立ち率を確保できる。この方法による稲麦二毛作は大豆などの転作との...
要約 二条大麦「ニシノホシ」は、ニシノチカラに比べて短稈で穂数が多く、多収である。大麦縞萎縮病とうどんこ病に強い。精麦品質はニシノチカラより優れ、搗精時間が短く、精麦白度が高い。福岡県、長崎県、大分...
早生、製粉性が高く、めんの粘弾性が優れる小麦新品種「群馬W2号」
要約 群馬県で育成した小麦新品種「群馬W2号」は早生、耐倒伏性が強く製粉適性に優れ、低アミロース含量でめんの食感は粘弾性に優れることから、バンドウワセに代えて準奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の...
要約 水稲の窒素施用量試験の無窒素区及び三要素区の玄米収量,三要素区の窒素施肥量から500kg/10aの収量を得るのに必要な窒素施肥量(Nf)を求める式を策定し,このNfを肥培管理のための新たな水田生産力指標...
要約 本田に必要な窒素、リン酸の全量を育苗箱に施用する。窒素はシグモイド60タイプの被覆尿素を用い、リン酸は熔成リン肥で覆土する。本田施肥の省力化、窒素、リン酸の利用率向上、施肥窒素の減肥が可能。育苗...
要約 水稲の窒素施用量試験の無窒素区及び三要素区の玄米収量、三要素区の窒素施肥量から500kg/10aの収量を得るのに必要な窒素施肥量(Nf)を求める式を策定し、この Nfを肥培管理のための新たな水田生産力...
不耕起乾田直播と麦-大豆作を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル
要約 不耕起乾田直播水稲と麦-大豆を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル(3戸協業)を構築し、シミュレーションを行った結果、汎用型不耕起播種機を用いて5年7作の田畑輪換を行う場合、55ha前後まで規模拡大が...
要約 オオムギ縞萎縮病抵抗性を有し、耐倒伏性とうどんこ病に強く、高品質で栽培性かつ醸造適性に優れたビール大麦「きぬか二条」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 近年、本県においてはビール大...
農耕地における土壌からの二酸化炭素放出速度推定のためのモデル
要約 1991年から1994年の4年間にわたり、陸稲と大麦を二毛作した耕地において土壌からの二酸化炭素放出速度とそれに関わる環境要因との関係を解析してきた。これらのデータを基礎に、夏作期と冬作期における耕地...
要約 「シュンライ」は早生強稈で、耐倒伏性・品質・加工適性に優れ、収量性も安定した品種である。本県の平坦地から準高冷地帯(標高800mまで)を対象に奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 県内の六条...
要約 都府県の水田率70%以上の市町村の水田利用について、稲作の粗収益指数や水田の利用状況、農業構造の特徴及び変化に関する指標をもとに主成分分析を用いて解析した。稲作競争力の高低、複合部門の差異、農業...
中生、ダイズモザイク病抵抗性だいず新品種候補系統「東山164号」
要約 「だいず東山164号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中生系統である。障害粒の発生はほとんど無く、大粒・良質で多収である。栽培適地は南東北、北陸、東山及び近畿地域である。 背景・ねらい 昭和59年以...
中生、ダイズモザイク病抵抗性だいず新品種候補系統「東山164号」
要約 「だいず東山164号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中生系統である。障害粒の発生はほとんど無く、大粒・良質で多収である。栽培適地は南東北、北陸、東山及び近畿地域である。 背景・ねらい 昭和59年以...
水稲「キヌヒカリ」、「あかね空」の大麦あと6月中旬散播湛直の安定栽培法
要約 大麦あと6月中旬播の散播湛直に適応する「キヌヒカリ」、「あかね空」の適正苗立数は100本/㎡程度、施肥は基肥0.4kg/a+出穂20日前穂肥0.3kg/aを基本とし、 苗立不足の場合には3葉期追肥0.2kg/aを行う。水管...
要約 麦わら多量施用に起因する土壌代謝産物が生育初期水稲の窒素吸収量を低下させる。土壌微生物による有機化(窒素飢餓)は移植後17日目までに終了する。 背景・ねらい 稲麦二毛作田における最も簡便な資源の...
要約 稲わら堆肥の連用は水田土壌中のメタン生成菌密度を増加させるが、化学肥料や稲わらを連用した場合に比べて、メタンフラックスとメタン生成能を低下させる。 背景・ねらい 水田への有機物施用は温室効果ガス...