車速連動ブロードキャスタの播種作業への適用による水稲乾田直播栽培の省力化
要約 車速連動ブロードキャスタを水稲乾田直播栽培での播種作業に適用できる。適正な作業幅は約8mであり、一般的なグレーンドリルによる播種作業に比べて所要時間を約1/3に短縮できる。表面散播での苗立ち率は砕...
要約 日本の降雨変動の大きい気象条件のもとでの畑地用水計画の高度化やマルチ栽培などの栽培技術を反映した合理的な水管理のため、複雑な境界条件のもとで土壌水分動態解析を行い、計画諸元等を算定することが有...
「コシヒカリ環1号」を用いたヒ素とカドミウムの同時低減技術の開発
要約 カドミウムをほとんど吸収しない水稲品種「コシヒカリ環1号」を落水期間を長めにしながら土壌の乾湿を繰り返す節水法で栽培すると、玄米カドミウム濃...
要約 北海道における中生品種の移植水稲栽培において慣行栽培と同程度の収量、産米品質を維持可能な栽植密度は約15株/m2(泥炭土以外)または約18株/m2(泥炭土)である。疎植では2.4日から5.2...
要約 本法は、調査対象の土壌断面に対して、2cm×4cmの窓を開けた調査板をあて、窓内に観察された根の本数を目視で計数する方法である。栽培現場で適用可能で、迅速に測定でき、測定結果の個人差が少ない。 ...
高精度水田用除草機と米ぬか散布を中核技術とする水稲の有機栽培体系
要約 有機栽培圃場において、高精度水田用除草機による除草作業と移植時の米ぬか散布等を組み合わせることにより雑草を顕著に抑制できる。本技術を中心とした水稲有機栽培体系では、慣行栽培に比べて穂数は減少す...
要約 全国の水田について土壌、気象および栽培管理のデータベースを作成し、数理モデル DNDC-Rice で計算を行い、水田の排水条件や気象の影響も反映した温室効果ガスのメタン排出量を詳細に推定しました。 背景・...
園地でウンシュウミカン葉の水ポテンシャルを推定する携帯型の測定装置
要約 ウンシュウミカンを対象に、樹体に着生状態の葉のヤング率を非破壊で計測し、このヤング率から水ストレスの指標に用いられる水ポテンシャルを園地で迅速かつ簡易に推定できる携帯型の測定装置である。 キー...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、冬季に長さ70cm2花2蕾以上のトルコギキョウ切り花を1本当たり100円以下の生産コストで作付け個体の80%以上を出荷できる。 キー...
トルコギキョウの低コスト冬季計画生産技術の開発と基本マニュアル
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、トルコギキョウを冬季の目標時期に作付け個体の80%以上を低コストで出荷できる。本技術を解説した基本マニュアルは個別産地ご...
要約 水稲の高温障害対策には用水需要に影響を及ぼすものがある。農業普及側と用水供給側が連携して用水管理を調整する手法であり、様々な高温障害対策から用水の供給可能量を考慮した適切な対策を選択することが...
マグホワイトと石灰窒素の併用による飼料イネのカドミウム吸収抑制効果
要約 カドミウム汚染土壌にマグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」と石灰窒素を混合して、飼料用稲を湛水表面散播し慣行栽培すると、玄米、籾殻、わらのカドミウム吸収が抑制され、地上部の生育も対照区と同等...
要約 トマトの夏季育苗において、熱線遮断フィルムを展張した育苗ハウスは、農業用ビニルに比べ昇温が抑制されほぼ外気温並みとなり、苗の葉温および培地温も低くなる。また、第1花房の着花節位が下がるため定植...
基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...
集水域における環境保全型稲作技術導入による流出負荷低減効果のモデル評価
要約 水稲栽培における施肥・水管理の改善による栄養塩類等の流出負荷低減効果を予測・評価する重回帰モデルを開発し、平準降雨年における水稲栽培技術別の原単位を設定することで、琵琶湖集水域における環境保全...
カーネーションの2年切り栽培における適正な切戻しの高さとかん水管理
要約 カーネーションの2年切り栽培における切戻しの高さは、切戻し後の芽整理の本数が少なく、株の生存率が高い10㎝が適している。切戻し前後のかん水管理は、切戻し前までかん水を継続することで、m2当り200本...
要約 花壇苗生産にはデンプン25%含有PBSポットが適しており、底面中央の穴に加え底面角に4個穴のあるポットが定植後の活着がよい。育苗用土は調整ピートを用いるとポットの分解がコントロールし易い。分解に...
要約 稚苗定植技術によるトルコギキョウの抑制栽培では、定植3~4週間後から短日処理を開始し、4週間以上処理すると、開花が抑制され切り花品質が向上する。 キーワード 稚苗定植、トルコギキョウ、抑制栽培、...
要約