要約 ライコムギは、乾物生産力や越冬後の再生力は高く、「Eldorado」は導入できる可能性が高い。ただし、コムギの「ホクシン」に比べ生理的耐雪性と雪腐病抵抗性が劣るため、防除や排水対策、適期播種などの基本...
要約 夏作長大作物の収穫後飼料畑に、表面播種攪拌法もしくは無鎮圧法による簡易播種技術を導入することにより、生産性の大きな低下なく冬作物を省力的に栽培できる。水田裏作では、表面播種攪拌法によりイタリア...
要約 冬期を中心として冬作飼料作物の播種時期を移動すると、10月下旬~11月上旬および年明け3月の播種で乾物収量が高い。11月下旬~翌1月の播種は、エンバクとイタリアンライグラスでは実用的収量が得ら...
要約 飼料イネ用ロールベーラの年間利用頻度を高めるための裏作麦類の導入において、草丈130cm以上の長稈草種は作業機械の構造から成形精度が悪く発酵品質が劣る傾向にある。その他、作業性だけでなく飼料特性、...
アルファルファにおけるアルミニウムストレスに対応した有機酸分泌の特性
要約 アルミニウムストレスに応答し、アルファルファ幼苗が根から分泌する有機酸量には品種・系統間差が見られた。分泌量はストレス負荷後、一定の誘導時間を経て増加し、主な有機酸種は幼苗から生長するに伴いク...
要約 北海道農業試験場等わが国の10研究機関が参画する国際共同プロジェクトのもと、コムギ及びその近縁種を材料として、各種器官で発現している遺伝子情報(ExpressedSequenceTags;EST)を網羅的に解析し、その...
要約 北海道農業試験場等わが国の10研究機関が参画する国際共同プロジェクトのもと、コムギ及びその近縁種を材料として、各種器官で発現している遺伝子情報(Expressed Sequence Tags; EST)を網羅的に解析し、その...
要約 イチビは、圃場でのイチビの結実・種子落下だけでなく、イチビ種子を含んだ未熟堆肥の施用により短期間に圃場全面に拡散する。除草剤での防除は有効だが、完熟堆肥の調製・施用との組み合わせることで外部か...
積雪地帯におけるライムギ混作によるイタリアンライグラスの倒伏抑制
要約 耐雪性が優れるライムギ(品種サムサシラズ)をイタリアンライグラスに、 種子数で10%混作することにより倒伏が抑制できる。なお、この場合のライムギの乾物収量構成割合は約30%である。 背景・ねらい イ...
ライ麦・ヘアリーベッチ混播栽培による高冷地スイートコーン跡地の残存養分回収効果
要約 高冷地のスイートコーン栽培跡地において、ライ麦とヘアリーベッチを混播栽培することにより、土壌養分回収量がライ麦単播栽培の場合よりも増加する。 背景・ねらい 県内の高冷地で栽培面積が大きいスイート...
要約 長野県高冷畑作地帯の輪作体系において冬作飼料作物としてライ麦・ヘアリーベッチ混播栽培を、夏作の残効を利用して無施肥で行い、ヘアリーベッチの割合を高めるにはライ麦品種は晩生種を用い、播種深度は5c...
要約 ライムギ混作によるコンニャク根腐病の防除は土壌燻蒸の有無に関わらず効果が高い。ライムギはおおむね8月中旬に枯死すると、根腐病防除効果が安定し、球茎肥大抑制程度が小さい。 キーワード ライムギ混作...
阿蘇中標高地におけるロールベール乾草及びラップサイレージの高位生産体系の実証
要約 阿蘇高原・中標高地の標高500mの採草地4haにおいて、イタリアンライグラスとライ麦の混播及び自生のイヌビエの利用により年間乾物収量約14~20t/haを生産するロールベール乾草及びラップサイレージ生産体系...
要約 水稲から切り替えた畑期間3か年において、小麦の前後作への飼料作物の導入や冬作飼料作物後作へ大豆を組入れることによりトウモロコシを主体とした主要な水田畑作物(飼料作物、麦、大豆)組合せによる3年4作...