要約 農家が飼育する優秀な種雄豚を貴重な遺伝資源として活用するため、精液を処理施設まで運搬するための輸送容器を試作した。採取直後の精液を凍結用前処理液で希釈し、試作容器に入れて輸送することで、融解後...
要約 植物遺伝資源が持つ形態的特徴を表現・管理するために、画像をバイナリデータとして植物遺伝資源データベースに統合し、ジーンバンク活動を通して得た情報や、研究成果などとともにWWWを利用して公開した...
要約 植物遺伝資源が持つ形態的特徴を表現・管理するために、画像をバイナリデータとして植物遺伝資源データベースに統合し、ジーンバンク活動を通して得た情報や、研究成果などとともにWWWを利用して公開した。 ...
RAPD分析によるペレニアルライグラスエコタイプ集団の遺伝構造解析
要約 ヨーロッパ(ドイツ,フランス)及び日本のエコタイプ集団について,RAPD分析を行った。クラスター分析の結果,日本のエコタイプ集団は同一のクラスターを形成した。また,日本の集団はヨーロッパの集団...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...
要約 場内に保存している遺伝資源約2450点の萌芽期、耐寒性、樹勢、二番茶期の新芽の葉色、大きさ、先端長及び約440点の一番茶芽の主要化学成分含量特性を調査し、日本語データベースソフト「桐Ver.4」を用いてデ...
要約 コムギの半数体倍加系統(DH)と組換型近交系統(RI)を用た、赤かび病の遺伝分析の結果、高度抵抗性の蘇麦3号は相加的効果のある2個の抵抗性主働遺伝子をもち、その1個は無芒の形質と15~21%で連鎖すること...
要約 馬ならびに鹿の精巣上体精子の回収において,精巣上体を摘出精巣から分離せずに4~5℃で保持すると精巣上体精子の運動性が良好に維持されることが明らかになった。4~5℃で24時間の精巣保持が可能である。 背...
要約 乾燥耐性の誘導によるアルファルファの不定胚の貯蔵法を開発した。遺伝資源、育種素材から有用形質を有する個体を不定胚で増殖し、増殖した不定胚に乾燥耐性を付与することにより液体窒素による凍結保存、室...
要約 馬ならびに鹿の精巣上体精子の回収において、精巣上体を摘出精巣から分離せずに4~5度で保持すると精巣上体精子の運動性が良好に維持されることが明らかになった。4~5度で24時間の精巣保持が可能である。 ...
要約 2種類のイルカのエコーロケーション(生物ソナー)の使用状況と音響特性を計測した。その結果、鳴音観測によってイルカの存在の確認や、種識別ができる可能性が示唆された。エコーロケーションによるイルカ...
Fragaria x ananassaとF.nilgerrensisとの複倍数性種間雑種と特性
要約 8倍性栽培イチゴ(F.× ananassa)と2倍性野生種(F. nilgerrensis)との種間雑種から試験管内倍化法により、着果性に優れ、果重、果形、糖度、ビタミンC含量などは栽培イチゴと同程度で、かつ野生種の...
要約 天草下島から収集したツルマメから、7S蛋白質を欠失した系統を見いだした。この特性は単一優性遺伝子により支配されている。この系統は高11S蛋白質ダイズ育成に利用できる。 背景・ねらい 7S蛋白質と11S蛋白...
要約 うどんこ病抵抗性の明らかになっているメロン3系統を用いた抑制・半促成の両作型での栽培及び人工接種試験により、茨城県での発生レースは、抑制栽培ではSphaerotheca fuligineaレース2、半促成栽培ではSpha...
要約 ニワトリ初期胚の血液から採取した始原生殖細胞を,そのままあるいは凍結保存した後,別種の初期胚に移植することにより,生殖系列キメラニワトリが作出された。また,トランスフェクション処理された始原生...
新しい抽台特性を有する晩抽性の中間母本候補‘ツケナ安濃3号’
要約 ‘ツケナ安濃3号’は強力な晩抽性を要求される晩秋まき栽培において、ツケナ・ハクサイ類の中で最も安定した晩抽性を示す。本系統は従来の一般の晩抽性品種より低温感応性が弱く長日感応性が強い抽台特性を...
要約 優性の抵抗性遺伝子Nid-1を導入して育成した春蚕用普通蚕品種の「大成」は、カイコ濃核病ウイルス1型に対し完全な抵抗性を示す。本品種は白繭系二化性日中一代交雑種であり、良質繭の高い生産性と優良な繭糸...
要約 天草下島から収集したツルマメから、7S蛋白質を欠失した系統を見いだした。この特性は単一優性遺伝子により支配されている。この系統は高11S蛋白質ダイズ育成に使用できる。 背景・ねらい 7S蛋白質と11S蛋白...
要約 ナスのNAAまたは2,4-Dを用いた不定胚培養系から再生した個体の変異は花粉稔性や果実等にみられる。また、これらの変異はNAAを用いた培養においてより高頻度に認められる。よって、変異体を得るためにはNAAを...
拮抗性シュードモナスの効率的検出法の開発と抗菌物質生産菌株の選抜
要約 拮抗性シュードモナスを効率的に収集するために、選択培地とELISAを利用した直接的特異検出法を開発した。この方法により分離した菌株から、抗菌物質を産生し、発病抑制作用あるいは生育促進効果を示す...