要約 国内に分布するヌカカを用いたアカバネウイルスの経口摂取試験結果は、ウシヌカカなどの6種類がアカバネウイルスに感受性を持ち、ウイルスの媒介によって牛の異常産や脳脊髄炎の流行を引き起こすことを強く...
要約 木材の切削加工の過程を撮影したデジタル画像を解析することで、毛羽立ちなどの加工欠点の原因となる木材の変形(ひずみ)を迅速かつ簡便に可視化する技術を開発しました。 背景・ねらい 木材製品の表面は、...
気候、栽培条件の趨勢を考慮した水稲の面的出穂日予測のWeb発信システム
要約 水稲の面的出穂日予測に、30年平年値よりも、前年からの10年平年値、5年平年値を入力値とした方が、出穂日とその平年差の推定精度が向上する。本予測情報のWeb発信システムにより、事前に、広域的な出穂日と...
豊富な国内森林資源を活かす CLT の効率的な製造と性能確保の技術を開発
要約 CLTの効率的な製造方法を開発するため、材料となる木材・製造の条件と試作した製品性能との関係を検証して、使用するひき板(ラミナ)の形状や材質からCLT製品の性能を予測することができるようになりました...
要約 「黒丸くん」は、東北地域における成熟期が晩生で、大粒の黒大豆で煮豆加工に適し、倒伏程度が少なく、最下着莢節位高が高いことから機械化栽培に向いている。 キーワード 黒大豆、東北地域、機械化適性、大...
要約 木を焙(ほう)じる程度に炭化することで、長持ちで、歩きやすく、燃料や資材にリサイクルできる「高性能で環境に優しい木質舗装材」を開発しました。 背景・ねらい 公園や遊歩道などで木材のチップを使った...
園地単位全量購入契約のもとで成立するジュース加工向けリンゴ栽培の特徴
要約 ジュース加工向けリンゴ生産では、長期的な園地単位の全量購入契約のもと、樹上で行う結実管理作業や収穫・調製作業を大幅に削減することが可能となる。また、高樹高化により、収量及び収益性を著しく向上さ...
要約 スギ材から製造される新素材「改質リグニン」を用いた様々な製品を開発するには、用途に応じた物性を持つ改質リグニンの製造が重要です。製造工程を工夫することで、様々な特性を持つ改質リグニンの製造に成...
籾米サイレージとビール粕を用いた黒毛和種繁殖雌牛の分娩前後の飼料費低減
要約 イネホールクロップサイレージを主な粗飼料源とする繁殖雌牛においても、分娩前後に増給する配合飼料の原物量の半分を籾米サイレージとタンパク質補充用のビール粕で代替でき、繁殖成績および産子の初期発育...
要約 放置竹林として問題になっている「竹」は、適切な管理を行うためにも大量消費につながる効果的な利用法が重要です。そこで環境に優しい技術を利用し、竹から高付加価値素材を製造する方法を開発しました。 ...
要約 メロンの育苗期に、発病軽減能をもつ非病原性Fusarium oxysporum SL0037株、抵抗性誘導物質プロベナゾール、土壌pHを上昇させる転炉スラグを組み合わせて培養土に処理すると、メロンつる割病菌で汚...
根のタンニンがアルミニウムを無毒化する ―酸性の荒廃地の緑化にむけて―
要約 ユーカリは、有毒なアルミニウムが植物の生育を妨げる酸性の土壌でもよく成長できる樹木です。アルミニウムの無毒化においては、ユーカリの根に含まれるタンニンが重要な役割を果たしていることを明らかにし...
東北地方北部におけるセット球を用いたタマネギ初冬どり新作型に適した栽培条件
要約 東北地方北部において、タマネギ極早生品種のセット球を8月12日頃に定植することにより、暖地のセット球を利用した慣行作型に比べて1ヶ月程度早い11月に生食用タマネギを収穫することができる。被覆マルチの...
菌の有機物分解能力を評価する ―マツタケ類の分解能力の多様性が明らかに―
要約 菌の有機物分解能力を簡単に把握するため、色素を結合した多糖類を用いた評価法を開発し、マツタケおよび近縁種の分解能力の多様性を明らかにしました。 背景・ねらい 菌根菌であるマツタケは、生きた樹木の...
要約 試作品の評価と改善を繰り返し行い商品化を模索する手段であるプロトタイピングを活用することで、従来の商品開発プロセスの各段階(商品企画、内部評価、外部評価、テスト販売)での検証が可能となり、商品化...
要約 日本全国のマツ林で問題となっているマツノザイセンチュウによるマツ枯れの被害を防ぐため、より強い抵抗性品種を効率的に開発するための育種技術とその技術を活用した品種を開発しました。 背景・ねらい マ...
要約 2014年以降の国内における高病原性鳥インフルエンザは、周辺に池や川など渡り鳥が飛来する水辺がある農場での発生リスクが高くなっている。 キーワード 鳥インフルエンザ、リスク、野鳥、水辺、ケースコント...
早生樹「コウヨウザン」の造林樹種としての評価と優良系統の選定
要約 中国原産の早生樹「コウヨウザン」は新たな造林樹種の一つとして期待されています。このため、コウヨウザンの植栽適地や成長、製材品の性能を明らかにするとともに、造林用種苗を生産するための優良系統の選...
要約 腟内温度と腟内電気伝導度を連続測定可能な多機能腟内センサを用い、人工知能により解析することで、高感度・高精度かつリアルタイムに発情を検知することができる。 キーワード 腟内温度、腟内電気伝導度、...
要約 免疫組織化学(IHC)によるニューカッスル病(ND)ウイルスの新たな検出法である。本手法は、NDウイルスの病態解析研究や補助診断技術として利用できる。 キーワード ニューカッスル病、家禽、野鳥、病理、免疫...