要約 かき「前川次郎」果実の生育日数の長さは、促成栽培では満開後70~79日および90~99日の気温と負の相関、130日以降の気温と正の相関があり、露地栽培では満開後110~129日の気温と正の相関がある。収穫時の...
要約 「新高」の適期収穫のため、目安となる満開後日数や果皮色の基準値を設定した。この基準値と着果部位による成熟特性を加味した上で収穫することにより品質の向上と斉一化を図ることができる。 背景・ねらい ...
要約 かき「新秋」を、2月1日頃から最低温度15℃ 、最高温度28℃で加温ハウス栽培すると9月上旬に糖度20度の高品質果実を、毎年たくさん安定して収穫することができる。 背景・ねらい
かきは日本の秋を彩る代表...
天蚕副蚕物(きびそ、びす)を活用したニット製品及び工芸品の開発
要約 天蚕「きびそ」を材料にした手紡ぎ糸によるニット製品のつくり方を開発するとともに手編み及び工業的手法による製品を試作する。さらに、天蚕糸入り成形絹シート製品及び天蚕「びす」を材料とした和紙による...
要約 ブドウ「巨峰」の桜井系は飯塚系及び佐藤系に比べ、成熟が早い。また、桜井系は他の系統に比べ、収穫盛期における果皮色がカラーチャート値で0.3~2.2高く、果実品質が連年安定するため、本県における栽培適...
要約 本県育成の日本なし「あけみず」は、果肉先熟型で収穫適期判定が難しいため、カラープリンターで作成した試作カラーチャートにより果実表面色と熟度の関係を調査したところ、表面色の経時的な変化は比較的小...
要約 9月収穫の促成栽培のかき「前川次郎」の収穫適期は果頂部果色で判定し、基準はカラーチャート(CC)値が「5」である。成熟初期には果頂部CC値5ではへた部の果色はやや薄いが、糖度は十分高く、果実品質は良...
要約 ぶどう「安芸クイーン」の有核栽培において、強樹勢による花振るい(不受精等による果粒の歯抜け状態)が起きる場合は、調整枝の利用により、秀品率が向上し、有核栽培の着粒安定法として有効である。 背景...
要約 リンゴ早生品種「きおう」は、MA包装(ポリエチレンフィルム内張)段ボール箱を使用した場合、強制通風式貯蔵(2~10℃)で3週間、常温(20℃)で2週間の高鮮度保持が可能である。冷温高湿貯蔵(-1℃/95%R.H...
要約 かき「陽豊」の促成栽培では、1月中旬に被覆し、最低温度を15-20℃で加温管理すると、7-9月収穫ができる。果実は着色良好で、糖度が高く食味も良く、日持ち性に優れる。 背景・ねらい かき「陽豊」は、平成2...
要約 1月中旬加温開始の甘がきの促成栽培による生育促進反応は、早生・中生品種が良好で、収穫期が60-70日前進する。また、促成栽培した果実は露地栽培の果実と比べて高糖度となり、食味も良好である。 背景・ね...
要約 カキ「西条」の貯蔵は、ポリエチレン袋で脱気個包装した果実をドライアイス処理し、冷蔵庫内で脱渋しながら貯蔵する方法で行う。これによって、貯蔵後の果実の黒変現象が解消し軟化が抑制されて30日間の貯...
デジタルカメラを利用したフィールドレベルでのぶどう果色の数量的評価法
要約 フィールドでの果色評価は、天候や太陽の位置などの光環境が問題となるが、このような影響を画像処理による色補正を施すことで除外すると、客観性と再現性のある果色の数量的評価と同じ個体の生育過程での着...
要約 りんご「シナノゴールド」は「ゴールデン・デリシャス」に「千秋」を交配し、育成したもので、育成地(長野県須坂市)では9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は黄色で、甘...
要約 短梢せん定H型平棚栽培の強勢で着色不良のブドウ「ピオーネ」に対する主幹部への環状はく皮は、着色、糖度の向上に安定した効果があり、9か年にわたる連年処理でも樹勢の衰弱等の悪影響は認められず、品質...
カラーチャート利用による日本なし「南水」の収穫適期の把握方法
要約 日本なし「南水」の専用果皮色カラーチャートは、糖度,果肉硬度との相関が高く、有袋栽培における収穫適期の把握に有効である。収穫適期はカラーチャート指数2.5である。 背景・ねらい 日本なし「南水」は14...
要約 メロン果肉の糖度変化と相関の強い吸収波長を見いだし、その波長の干渉フィルターを付けた冷却CCDカメラにより、各ピクセル毎に近赤外分光法にもとづく糖度推定を行い、その結果をカラーマッピングすること...
ミカンキイロアザミウマによるトルコギキョウ茎葉被害の品種間差異
要約 ミカンキイロアザミウマのトルコギキョウ茎葉被害は品種間差異がある。葉での幼虫飼育では、被害のない品種では生育できないが、被害の多い品種では生育が良好である。後者では2番花の茎葉伸長期に発生が増...
要約 日本なし「八里」の収穫適期は満開後105日~115日であり、収穫に適した果皮色はナシ地色用カラーチャートの値で3~4である。また、着果枝については腋花芽より2、3年目の短果枝で果重が大きく、果実の変形が...
要約 栃木県内のメッシュ気象図の日平均気温を用いて、県内各地域の日本なしの開花期を予測し、メッシュ図として表示するプログラムを開発した。 背景・ねらい 日本なし栽培において、開花期前後の管理作業を計画...