要約 開発した白黒マルチシートは、防草性に優れ、太陽光反射率が高く、安価で引き裂き強度が高い。透湿性の異なる、微細な穴があいているマルチシートと穴のあいていないマルチシートがあり、産地の栽培条件に応...
要約 「マルドリ方式」を改植時に導入し未成園期間を2年短縮すれば、追加投資を必要とするが、同期間中の労働費などの減少により育成費用を節減し、高所得が期待される品種・園地への導入を条件に、慣行栽培に比...
「マルドリ方式」を導入するためのカンキツ高品質果実率の改善目標
要約 「マルドリ方式」導入による追加費用を償うための追加粗収益を、収量水準・品質格差・価格メリットによって算出することで、カンキツへ同方式を導入する際に必要な高品質果実率の改善目標を示すことができる...
ウンシュウミカン園におけるヘアリーベッチ草生による20%施肥量削減と有機物補給
要約
窒素固定を行うマメ科のヘアリーベッチ草生栽培を早生ウンシュウミカン成木園に3年間導入すると、収量と果実品質の低下を引き起こさずに20%の施肥量削減と園地への有機物の補給を...
高品質なウンシュウミカンを連年安定生産するための土壌と樹体の一体管理技術体系
要約 ウンシュウミカンの隔年結果を軽減し高品質果実を安定的に生産するための、マルドリ方式および弱せん定・後期重点摘果を中心とした土壌と樹体を一体的に管理する技術体系である。併せて利用できる樹体診断技...
露地早生ウンシュウミカンの全量施肥用配合肥料による省力施肥法
要約 露地早生ウンシュウミカンに複数のシグモイド型被覆尿素と無機、有機肥料を配合した全量施肥用配合肥料を、11月上旬に全量1回施用すると、慣行施肥に比べ収量・品質を落とすことなく、年間窒素施用量が20%...
要約 ウンシュウミカン栽培における、隔年結果の原因特定と対策選択の意志決定を支援するエキスパートシステムである。樹体の情報や栽培管理履歴の情報を入力すると、今後の隔年結果の傾向とその主な要因、および...
要約 ウンシュウミカン樹の栄養診断を迅速に行うため、近赤外分光法による根中デンプン含有率の測定法を検討した。根の乾燥粉末を用い、1300~2400nmの近赤外吸収スペクトルをPLS回帰分析して得られた検量線は、...
カンキツ栽培におけるマルチおよび点滴かん水施肥法導入の現状と課題
要約 露地カンキツ栽培における点滴かん水施設の導入面積は500ha以上であり、多くはかん水のみが目的である。普及拡大には助成事業の貢献が大きい。点滴かん水施肥法では、施設のコスト低減、かん水管理、水源確...
ナギナタガヤ草生栽培は傾斜地カンキツ園のリン流出量を削減できる
要約 傾斜地カンキツ園にナギナタガヤ草生栽培を導入すると、降雨時の表面流出水量が減少し、懸濁態として流出するリンの量を削減できる。 キーワード 草生栽培、懸濁態リン、ナギナタガヤ、表面流出水、ウンシュ...
キャベツ作において肥料施用量を約30%削減できる畝立て同時帯状攪拌施用機
キーワード キャベツ、畝立て、施肥、条攪拌施用、施用量削減、環境保全 背景・ねらい
キャベツ・ハクサイ等土地利用型野菜生産において、生産コストの低減及び環境保全的観点から、化学肥料や化学合成農薬...
グリーニング病激発地での無病苗の植付と薬剤施用によるカンキツ栽培延長・増収効果
要約
要約 生葉測定用に開発した可搬型近赤外分光器を用いて、ウンシュウミカンの葉中窒素含量を迅速に非破壊測定できる。1枚当たり約8秒の測定時間でノイズの少ない1300~2400 nmの連続スペクトルが得られ、実用可能...
家畜ふんペレット堆肥と被覆尿素を組み合わせた屋根掛けポンカンの施肥法
要約 牛ふん堆肥、鶏ふんペレット堆肥及び被覆尿素を用いることにより、慣行施肥法より施肥回数を年1回、年間窒素施肥量を12%削減できる。 キーワード ポンカン、施肥、ペレット堆肥、被覆尿素 背景・ねらい 鹿児...
要約 ウンシュウミカン作農家は従来からの隔年結果対策に加えて、隔年結果是正と高品質生産を両立する技術に期待するとともに、費用の節減、マルチ栽培等の高品質化、直売等の販売対応の工夫、品種更新や品目の転...
要約 施設栽培キンカンの土壌中の交換性苦土含量は高いが、交換性カリ含量が高いため樹体への苦土の吸収が抑制され、12月の葉中のマグネシウムが欠乏している園地数は全調査園地数の65%である。 キーワード キン...
要約 カンキツの周年マルチ点滴かん水同時施肥法(マルドリ方式)の導入に必要な施設設計において、かん水時の点滴チューブ内水圧の計算、園地が大きい場合のブロック区分の決定、費用の概算などの作業を支援するコ...
要約 斜面上下方向の本線軌条に、等高線方向に配置した支線軌条を組み合わせ、薬液散布や運搬等を行うモノレールである。薬液散布は遠隔操作で22a/h程度の能率で行うことができる。収穫物の運搬も能率的に行うこ...
要約 極早生温州「かごしま早生」の産地の葉中窒素の平均は約3%で基準値(2.7~3.2%)以上が全体の19%でみられ、やや高い傾向にある。 キーワード かごしま早生、葉中窒素含量 背景・ねらい 「かごしま早生」は9...
ウンシュウミカン「石地」の夏肥由来窒素の利用と光合成産物の分配特性
要約 ウンシュウミカン「石地」では、「南柑20号」に比べて施用1か月後および6か月後に夏肥由来窒素の地下部への分布が少ない。また、光合成産物の分布率は夏季および冬季の果実で高く、夏季の地下部で低い。 背...