要約 アルファルファ(AL)根部の貯蔵養分である非構造性炭水化物(TNC)は地上部の再生に強い影響を与える。1、2、3番草とも再生開始時の根部TNC含量が高ければ、一茎重、茎数が増加し、収量も高まる。 背景・ね...
第一胃内消化速度の異なる飼料給与時の消化可能な乾物排泄量の比較
要約 泌乳牛は維持の3~4倍もの飼料を摂取するので、第一胃での飼料の滞留時間が短くなって消化率が低下する。しかし、第一胃内消化速度の速い飼料を給与すると、消化速度の遅い飼料に比べて飼料摂取量増加に伴う...
アルファルファ菌核病(Sclerotinia trifoliorum)の抵抗系統育成とその遺伝率
要約 菌核病抵抗性について表現型循環選抜を実施した。9世代選抜系統(SR58-9)は高い抵抗性示すことが明らかになった。3世代から9世代にかけての実現遺伝率はh2=0.36であった。F1,F2集団から推定した遺伝率も同程...
要約 アルファルファの定着安定化をはかるために、土壌サンプルから発生雑草を予対策として播種後60日で掃除刈りを行なっても良い。播種量は単播の場合1.8kg/10a前後、混播ではアルファルファ1.5kg、チモシー 1....
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
要約 高泌乳牛に給与する粗飼料としてチモシー乾草に対して、アルファルファ乾草及び両方を混合して給与した時の産乳成績を比較した。この結果、両乾草の混合給与は乾物摂取量がチモシー単独給与に比べて有意に多...
要約 慣行法では予乾が困難とされているアルファルファを対象に、乾燥速度の向上と収穫損失の低減を図るため、刈り倒した牧草を摩砕・圧縮後マット状に成形し、刈り株の上で地干し乾燥する機構を開発した。北海道...
近赤外分析による粗飼料NDF(中性デタージェント繊維)の検量線
要約 北陸4県の試験場所がNDF分析用のサンプルセットを共同で作成し、各場所の近赤外分析計で検量線を作成した。これにより北陸地域においてイネ科牧草乾草、イネ科牧草サイレージ、トウモロコシサイレージ、...
要約 慣行法では予乾が困難とされているアルファルファを対象に、乾燥速度の向上と収穫損失の低減を図るため、刈り倒した牧草を摩砕・圧縮後マット状に成形し、刈り株の上で地干し乾燥する機構を開発した。 背景...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
要約 インターネットWWW上で利用可能な、日本語版および英語版の飼料作物病害図鑑を開設した。飼料作物48種の316病害を対象に、病名、病原菌および病徴から検索し、各病害の病徴、被害、発生状況などの解説と病徴...
要約 アルファルファは、札幌では根雪となる12月上~中旬にほぼ最大の耐凍性を獲得する。LT50(半数個体致死温度)による33品種の耐凍性の評価では、全体が-5.4℃から-26.6℃に分布するのに対し、北海道に現在適応...
要約 鉄欠乏アルファルファ根から分泌が促進されるフラボノイド化合物のひとつ4ユ,7-Dihydroxyflavanoneは低濃度(0.1mg/L)で根粒菌の生育を促進する。 背景・ねらい 弱アルカリ性土壌に生育する作物は鉄をはじめ...
要約 鉄欠乏アルファルファ根から分泌が促進されるフラボノイド化合物のひとつ4',7-Dihydroxyflavanoneは低濃度(0.1mg/L)で根粒菌の生育を促進する。 背景・ねらい 弱アルカリ性土壌に生育する作物は鉄をはじ...
要約 乾燥耐性の誘導によるアルファルファの不定胚の貯蔵法を開発した。遺伝資源、育種素材から有用形質を有する個体を不定胚で増殖し、増殖した不定胚に乾燥耐性を付与することにより液体窒素による凍結保存、室...
混合飼料(TMR)に用いる粗飼料の違いが泌乳前期の乳生産に及ぼす影響
要約 混合飼料中の主な粗飼料を、チモシー乾草、アルファルファ乾草、トウモロコシサイレージとアルファルファ乾草の混合のいずれかとする給与メニューを比較した。その結果、粗飼料の違いは飼料摂取量、乳成分に...
低水分ロールベールラップサイレージの飼料成分を代表するサンプリング位置
要約 圃場で縦積み貯蔵した低水分ロールベールラップサイレージの水分、粗蛋白質、繊維成分含量を代表する分析値を得るためには、そのロールの北面上・下部東面上・下部のいずれか1箇所で、表面から深さ20cmまで...
要約 アルファルファ「ツユワカバ」は耐湿性が強い早期繁茂性品種であり、永続性が高く、抵抗性も強い。収量性はナツワカバよりやや高く、関東以西の暖地でナツワカバに替わる新品種として普及が期待される。 背...
要約 TMR飼料飽食牛の乳量、乳成分と摂取飼料成分との関係について、延べ115頭の消化試験データーを基に重回帰分析を行い、乳成分と関係の高い要因を選択した。特に、乳蛋白質生産量と乾物摂取量、TDN摂取量との...
要約 単位乾物摂取量当たりの採食・反芻合計咀嚼時間は自由採食量、乳量と負の相関関係にあるが、乳脂率とは正の相関関係にあり、3.5%乳脂率を維持するために必要な粗飼料の物理性を咀嚼行動を指標にして示せば、...