要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
一番茶生育期における異なる水管理条件が樹冠面温度に及ぼす影響
要約 一番茶生育期において、降雨がないとかん水量が少ないほど日中の樹冠面温度は上昇する。土壌pFに差が生じない程度の少量のかん水でも樹冠面温度は低下し、水ストレスは軽減される。 キーワード チャ、樹冠面...
要約 赤黄色土壌における春季の1日あたりの成木茶園の消費水量は最大で3.5mmと推定され、降雨がない場合は7~11日程度でかん水基準に到達する。7日間隔で25L/m2をかん水することで土壌pF2.3以下になり、一番茶は...
メタン発生の多い水田での畑転換は有効な温室効果ガス発生抑制技術である
要約 水田を転換畑とすることにより,メタン発生は無くなるが,亜酸化窒素発生が増加する。排水不良や遊離酸化鉄含量の低い土壌など,メタン発生量がわが国の平均値より多い水田では,畑転換は有効な温室効果ガス...
要約 茶園において、少雨時にかん水を行い土壌水分を適正に保つと、施肥資材等からの窒素の供給が順調に進み、土壌中無機態窒素量が高い値で推移する。また、新芽の生育量は大きく、全窒素含有率も高くなり、施肥...
要約 牧ノ原台地周辺の谷間棚田は、強酸性茶園流出水を中和する効果が大きく、流出水中に含まれるアルミニウムを除去する効果も高い。この効果は小規模な漏水過多の棚田でも期待できる。 キーワード 棚田、アルミ...
要約 リサイクル資源の再利用による古紙ポットは、重量が48gと軽く、サルビアを使った栽培ではポリ鉢、プラ鉢と比較して生育が遅れるものの、比較的しまった株にできる。鉢用土の水分減少は、灌水後2日間で著しい...
要約 メロン果重を連続測定し、昼間の果実減少重を指標に1日のかん水量、タイミング、回数などコンピュ-タを用いてかん水制御を行う自動水管理法である。 キーワード メロン果重、果実減少重、かん水制御、自...