ソルガムのロールベールラップサイレージ作業体系による収穫調製技術
要約 長大飼料作物のソルガムの収穫調製作業を牧草のロールベールラップサイレージと同様の体系で実施することが可能であった。 背景・ねらい 現在の長大飼料作物の収穫調製作業体系では限られた収穫期間中に、大...
要約 西南暖地において、春季にギニアグラス(品種:ナツコマキ)等の一年生飼料作物による草地を造成し、夏季に繁殖牛を輪換放牧することにより、高牧養力の夏季放牧草地として活用できる。九州農業試験場・草地部...
要約 ワルナスビの栄養繁殖器官(根)は埋没深5cmの位置では、冬季の寒波と乾燥による影響を受けない。また地表面から50cmの埋没位置からも出芽が可能なことから、プラウ耕による反転、深耕ではワルナスビの蔓延...
イタリアンライグラス-イヌビエ通年乾草生産技術の評価と導入のための収量目標
要約 イタリアンライグラス-イヌビエ栽培による通年乾草生産は低投入の技術であるが、生産費を市販乾草価格なみに抑えるには、通年栽培面積を20aとして、現行の要素投入量の下で10a当たり1,310kg以上の乾物収量...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...
高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術
要約 高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術より「スズホ」を密植し、10月上~下旬にカッティングロールベーラで収穫・調製する体系を組み立てた。この体系の収穫・...
要約 岩手県で代表的な斑点米カメムシであるアカスジメクラガメは、ヒエ類の多発した水田ではイネの出穂期前から侵入し、繁殖する。1999年の調査では、ヒエ類の密度が高い水田ほど斑点米率が高い傾向が見られたこ...
要約 冬季花壇用苗物の有望品目として、花壇用苗物の主品目である秋出荷パンジー・ビオラと作業分散が可能で、同時期に出荷でき、耐寒性がある栄養繁殖系6品目を選定し、その作型を開発した。 背景・ねらい 近...
要約 夏期の暑熱期にペットボトルを用いて、授乳豚の背面に氷水を滴下すると、気温上昇による体温、呼吸数、飼料摂取量への影響が小さくなり、暑熱対策として有効である。 背景・ねらい 近年、養豚経営では、豚...
要約 多年生外来雑草ワルナスビが種子及び根片繁殖した場合、その根部は水平方向にはあまり伸長しないものの地中深くまで伸長し、作土層の根群がロータリ耕耘により切断、攪乱されることにより地上茎の分布域も圃...
要約 飼料畑の多年生雑草ガガイモを防除するには、作物を播種後にアトラジン・メトラクロール水和剤を散布し、さらに残存するガガイモにアイオキシニル乳剤で茎葉処理する体系処理が効果的である。 背景・ねらい ...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
要約 外来雑草のガガイモは生活環が2年以上にわたる多年生雑草であり、栄養繁殖器官である横走根はロータリ耕耘により約10cmに切断される。この切断された根片は1年間で10m以上に伸長し、次年度の耕耘により圃場...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
草型、収量性、消化性および嗜好性からみたソルガムの飼料的特性のイメージ
要約 ソルガムの飼料的価値のイメージを視覚的に捉えるために、子実型~ソルゴー型ソルガムおよびスーダングラスからなる110点のソルガムについて、草型と収量性および黒毛和種が示す消化性と嗜好性で構成される...
要約 トウモロコシ収穫後、多年生強害雑草に対してグリホサートの秋期処理をすると翌年夏作でのヒルガオ及びハマスゲの発生は処理前の10%以下に抑制される。ハマスゲ抑制にはDBN土壌混和も有効であり、ワルナスビ...
要約 遅播きトウモロコシを利用した自給飼料作付け体系について検討した結果、7月15日までに播種すれば、遅播き専用品種は収穫までに登熟することが確認された。また、輪作するイタリアンライグラスは極短期また...
要約 多くのヨトウガ類の天敵であるブランコヤドリバエについて、寄主遭遇頻度とパッチあたり寄主密度が産卵行動に及ぼす影響を調べた。寄主との遭遇頻度が高くなる(寄主遭遇までの時間々隔が短くなる)ほど1回...
要約 北関東の酪農家のサイレージは高品質の乳酸発酵型サイレージほど好気条件で変敗しやすい。乳酸発酵型サイレージには105の酵母が生育し、有機酸に対する耐酸性が乳酸>酢酸>酪酸であり、1株を除いてすべ...
要約 ソルゴー型ソルガムの早生(KCS104)、中生(SG-1A、シュガーグレイス)、晩生(FS902)4品種を用いて出穂初、乳熟、糊熟、完熟各期における乾物収量、サイレージ発酵品質、栄養成分について総合的に検討した結果...