要約 京都府の奨励品種である「京都大納言」に府内で収集した在来種を交配し、アズキモザイクウイルス(ABMV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)の両方に強い抵抗性を有し、製あん特性に優れる大納言小豆を育成...
要約 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」と比べ、収量、品質とも安定して優れ、蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性が高い。また、紫斑病、倒伏、莢先熟等の障害に強く、県内全域を対象として奨励品種に採用し...
要約 「サチユタカ」は「アキシロメ」と同熟期で、主茎長が短く耐倒伏性に優れる。多収で、裂皮粒が少ない。品質は同程度であるが、蛋白質含有率が高いことから、奨励品種に採用する。 キーワード 大豆、サチユタ...
要約 暖地向けに初めて育成された納豆用小粒大豆品種であり、「納豆小粒」より青立ち株の発生が少なく、最下着莢高が高いので、コンバイン収穫適性が向上している。「納豆小粒」と同様に納豆加工に適する。 キー...
要約 県南部から中北部に適する、耐倒伏性が高く、安定多収で、豆腐の加工適性に優れた有望な中生品種「サチユタカ」を奨励品種として採用する。 キーワード 「サチユタカ」、安定多収、豆腐加工適性、大豆奨励品...
耐病虫性、多収、高品質でイソフラボン含量が高い豆腐用だいず新品種「ふくいぶき」
要約 だいず新品種「ふくいぶき(東北126号)」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の“中の晩”に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに強であり、子実収量は「スズユタカ」よりやや...
粗蛋白含有率が高い、温暖地向け多収だいず新品種候補系統「九州131号」
要約 だいず「九州131号」は近畿、中国地方の温暖地に適しており、子実収量が高く、しかも子実中の粗蛋白含有率も高い。九州農業試験場・作物開発部・大豆育種研究室(九州沖縄農業研究センター作物機能開発部大...
早熟、複合抵抗性のコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育233号」
要約 だいず「十育233号」は、既存品種より早熟な中生の早で、低温抵抗性が強く、ダイズシストセンチュウに抵抗性があり、難裂莢性のコンバイン収穫向き系統である。白目中粒で臍周辺着色の発生が少なく良質であ...
高品質あずき優良品種候補系統「十育144号」の選定と栽培特性
要約 あずき「十育144号」は成熟期が早生の晩で、ウイルス病の発生が少なく、種皮色は高温登熟下でも赤味が強く明るく、練りあんなどの加工適性に優れる。また、適正な播種期と栽植密度により品質及び収量が安定...
要約 インドネシア産大豆は、輸入米国産大豆と比べタンパク質含量が高く、豆腐加工適性に優れる。テンペ加工においては、粒の大きい大豆ほど収量および官能評価も高く、百粒重が15g程度の品種を用いれば、製品テ...
要約 豆腐加工用品種として、高蛋白質、良質多収の中晩生品種「サチユタカ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 島根県の主力品種「タマホマレ」は、品質・収量の安定性をはじめ諸特性に優れた品種であるが、...
要約 「タママサリ」は、奨励品種「タマホマレ」よりやや早熟で、収量性は標準播で同程度、晩播では優る。子実はやや大粒で、全糖含量が高く、このため煮豆が軟らかく風味が優れる。平坦~中山間地を対象に奨励品...
要約 農産物直売所等で地域特産品として、有望な煮豆用黒大豆「みすず黒」を準奨励品種に採用し、品種特性を活かした栽培法を明らかにした。 背景・ねらい 転作大豆は、山間山沿い地域などのほ場区画の狭い地域な...
豆腐加工適性が優れ、シストセンチュウ抵抗性で広域適応性のだいず「東北128号」
要約 だいず「東北128号」は、「スズユタカ」よりも成熟期がやや遅い晩の早で、広域適応性があり、ダイズシストセンチュウ抵抗性及びダイズモザイク病抵抗性はともに強であり、子実収量は「スズユタカ」よりやや...
要約 だいず「東北118号」は成熟期が「トモユタカ」と同じ中の早で、倒伏抵抗性が強い。粗蛋白質含有率は「トモユタカ」よりもやや高く、豆腐加工適性に優れる。また、大粒で外観品質が良く煮豆にも適する。 背景...
要約 「秋試緑2号」は、在来種「青目大豆」にガンマー線をを照射して育成した突然変異系統の青大豆である。成熟期は晩生、多収で収穫・選別の機械化適性が高く、豆腐等の加工適性に優れた品種である。 背景・ねら...
中生、良質、多収で加工適性に優れる、だいず新品種候補系統「東山168号」
要約 だいず「東山168号」は、ダイズモザイク病抵抗性の中生系統である。褐斑 粒の発生がほとんど無く、良質で「エンレイ」に比べ多収である。豆腐、味噌および煮豆の加工適性は、「エンレイ」並である。 背景・...
要約 だいず「東山168号」は、宮城県では中生であり、タンレイに比較し、ダイズモザイク病抵抗性が強で、安定多収である。外観品質はタンレイ並に良質であり、豆腐及び味噌加工適性も良好である。宮城県の転換畑...
要約 だいず「東北118号」は、粗蛋白含量が高く、豆腐及び煮豆加工適性に優れ、早生で、倒伏に強いことから、奨励(認定)品種として採用する。 背景・ねらい 本県の主要品種である「タチナガハ」は、機械化栽培...
要約 「だいず東山165号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中生系統である。障害粒の発生はほとんど無く、大粒・良質で多収である。豆腐加工適性は「エンレイ」並である。栽培適地は南東北、北陸、近畿及び山陰...