要約 「アサカゴールド」は大麦縞萎縮病に対して抵抗性であり、その他諸特性も「あまぎ二条」と同様に良好であるため、「あまぎ二条」に替わる二条大麦品種として鳥取県の奨励品種に採用する。 背景・ねらい 鳥...
要約 交雑種去勢牛の肥育において、トウモロコシと大麦それぞれの多給区を設定して、肉質への影響を調べた。脂肪交雑は大麦多給区でやや多く、肉色はトウモロコシ多給区でやや濃い傾向があった。 背景・ねらい 牛...
畑地の一毛作と二毛作における炭素のシーケストレーションの評価
要約 陸稲,トウモロコシ,大豆を一毛作した畑地と陸稲-大麦,落花生―小麦,トウモロコシ―大麦を二毛作した畑地における炭素収支を明らかにした。一毛作および二毛作畑地(表層腐植質黒ボク土)とも年間の炭素収...
要約 オオムギ網斑病は種子あるいは被害茎葉から伝染し、種子伝染による発病は出芽時の気温が低いほど多くなる。被害茎葉からの伝染に対する耕種的防除法として、麦跡へのイネの作付、または次年度のオオムギの作...
要約 オオムギ縞萎縮病抵抗性を有し、栽培性、醸造適性に優れた「きぬか二条」の栽培法を明らかにした。播種期は11月上旬から中旬、播種様式は条播が適する。播種量は0.7kg/a、施肥量は全量基肥0.9kg/aで安定多収...
農耕地における土壌からの二酸化炭素放出速度推定のためのモデル
要約 1991年から1994年の4年間にわたり、陸稲と大麦を二毛作した耕地において土壌からの二酸化炭素放出速度とそれに関わる環境要因との関係を解析してきた。これらのデータを基礎に、夏作期と冬作期における耕地...
要約 乾田直播栽培における播種後~幼苗期の雀害回避対策として、種籾のチウラム水和剤処理が有効であり、顕著な効果が期待できる。 背景・ねらい 乾田直播栽培では、標準的な播種期よりも早播きあるいは晩播き...
要約 「シュンライ」は早生強稈で、耐倒伏性・品質・加工適性に優れ、収量性も安定した品種である。本県の平坦地から準高冷地帯(標高800mまで)を対象に奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 県内の六条...
全粒または蒸煮圧片処理したトウモロコシと大麦の成牛における飼料価値
要約 トウモロコシおよび大麦の乾物,粗蛋白質およびデンプンの消化率は,蒸煮圧片処理によって改善される。特に,デンプンの消化率の上昇は顕著である。トウモロコシおよび大麦の可消化養分総量(TDN)は,全...
要約 ビール大麦の醸造品質として重要な「溶け」と密接に関係する高分子(1-3),(1-4)-β-D-グルカンの測定法であるCongo-red法を改良し,分光光度計を用いた麦汁 β-グルカンの簡易測定法を確立した. 背景・ねらい ビ...
要約 「アサカゴールド」は大麦縞萎縮病に対して極強の抵抗性をもち、良質、多収であり、県下一円の二条大麦栽培地帯の大麦縞萎縮病の汚染地域に普及できるとして、奨励品種に採用した。 背景・ねらい 県下では...
水稲「キヌヒカリ」、「あかね空」の大麦あと6月中旬散播湛直の安定栽培法
要約 大麦あと6月中旬播の散播湛直に適応する「キヌヒカリ」、「あかね空」の適正苗立数は100本/㎡程度、施肥は基肥0.4kg/a+出穂20日前穂肥0.3kg/aを基本とし、 苗立不足の場合には3葉期追肥0.2kg/aを行う。水管...
要約 鶏雛からのリン排泄量を低減するためには,飼料のオートクレーブ処理,大麦あるいは小麦の利用および飼料用酵素フィターゼの利用が効果的である。これらにより鶏におけるリンの利用性が改善され,この結果,...
要約 ワルナスビ種子が混入した飼料を牛が採食すると、約60%の種子が生存したまま排出された。ワルナスビ種子を採食した牛のふんを戸外に置くと、種子の約15%が出芽した。堆肥化により雑草種子を死滅させるには...
要約 麦畑の優占雑草であるスズメノカタビラやスズメノテッポウの麦角病菌は大麦に病原性を示すことから,両雑草の麦角病菌はオオムギ麦角病の伝染源となり得る。オオムギ麦角病に対してはトリアジメホンやトリフ...
二条大麦品種「アサカゴールド」の奨励品種(地域適応優良品種)採用
要約 「アサカゴールド」は「あまぎ二条」に比べて大麦縞萎縮病に強く、良質で収量も安定している。また醸造適性も良いので、大麦縞萎縮病発生地の「あまぎ二条」に替わる二条大麦品種として岡山県の奨励品種(地...
要約 オオムギ縞萎縮病抵抗性を有し、耐倒伏性とうどんこ病に強く、高品質で栽培性かつ醸造適性に優れたビール大麦「きぬか二条」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 近年、本県においてはビール大...
要約 豚肉の柔らかさ、保水性、筋肉内脂肪含量は、豚の品種や三元交雑豚の止め雄品種の違いにより異なり、魚油や酒米の飼料添加の影響を受けない。保水性と産肉形質との関連は無く、発育の早い豚の肉質は柔らかい...
コートタンパク質(CP)遺伝子導入によるオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV) 抵抗性素材の作出
要約 パーティクルガンによるオオムギの形質転換系を活用して,BaMMVのコートタンパク質遺伝子をオオムギ(品種:ニューゴールデン)に導入したところ, 本ウイルスに対して抵抗性を示す系統を得ることができた。 ...
要約 ビール麦の追肥時期別の生育、収量、品質の違いを検討した。草丈は早い時期ほど伸び、茎数は茎立後20日までの追肥で増加が大きい。子実重は早いほど多く千粒重は遅いほど大きくなる。粗蛋白含量は追肥により...