北部九州におけるべんがらとモリブデン化合物で種子を被覆した水稲湛水直播
要約 北部九州において、べんがらとモリブデン化合物などの混合粉を被覆した水稲種子を湛水土壌中に直播することで、従来法に劣らない十分な苗立ちと収量が得られる。従来法に比べて被覆資材量が少ないため、被覆...
苗立ち安定化に向けた鉄コーティング種子を活用した水稲の無代かき直播
要約 鉄コーティング種子の無代かき表面直播における水管理は播種時の湛水、出芽始の落水および本葉展開時の湛水から成る。無代かきでは減水深が大きく出芽始に滞水部が発生しにくいため、還元障害を回避でき苗立...
要約
冬季(12~2月)の平均気温によって、スクミリンゴガイの用水路における発生密度や水稲の被害発生圃場率を予測することが可能である。
キーワード スクミリン...
キーワード 水稲、減農薬・減化学肥料栽培、栽植密度、トビイロウンカ 背景・ねらい 福岡県では、消費者の安全・安心志向に対応するため、減農薬・減化学肥料栽培の認証制度を制定し、米の認証基準(化学肥料由来...
要約 暖地水田作経営において,打込式代かき同時土中点播直播を核とする新技術体系の導入は,最大年間約270万円所得が増大する。経営規模が20ha以下の場合,水稲移植をやめ,汎用型直播機による全作物の作付けを行う...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
要約 暖地水田作経営において,打込式代かき同時土中点播直播を核とする新技術体系の導入は,最大年間約270万円所得が増大する。経営規模が20ha以下の場合,水稲移植をやめ,汎用型直播機による全作物の作付けを...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
要約 稚苗移植水稲における殻高25mmのスクミリンゴガイの要防除水準は、1.5頭/m2以上である。 キーワード スクミリンゴガイ、稚苗移植水稲、要防除水準 背景・ねらい 稚苗移植水稲におけるスクミリンゴガイの要防...
要約 スクミリンゴガイの黄色型であるアルビノは褐色の野生型に対して劣性のメンデル遺伝に従う。アルビノ遺伝子をもつ個体は野生型と同等の生存率や繁殖力を有するため,アルビノを遺伝マーカーとした簡易な親子...
気温データを用いたスクミリンゴガイの水田での越冬期間の死亡率推定
要約 冬期(12月~2月)の平均気温と、春期の水田におけるスクミリンゴガイの死亡率(角変換値)との間に、y=‐12.4x+120の関係が認められる。この関係式から、冬期の平均気温を用いて、水田内でのスクミリンゴガイ...
要約 スクミリンゴガイの分布北限地域における越冬は農業排水路のごく限られた場所でのみ起こり、農業排水路での越冬はpHと溶存酸素量によって制限されている。 キーワード スクミリンゴガイ、分布北限地域、越冬...
要約 水田転作にダイズを栽培すると、翌年のスクミリンゴガイ密度は著しく減少し、水稲の湛水直播や移植栽培を貝がいない場合と同じように行っても被害を回避できる。 キーワード スクミリンゴガイ、被害、輪作、...
要約 水稲-露地野菜体系で9月までにキャベツ作付けすると、前作水稲の落水時期が早く、その後の増殖が制御され、越冬個体が減少しスクミリンゴガイの発生密度が水稲被害軽減水準である1頭/m2以下になる。 キーワ...
要約 作溝ディスク付き代かきロータリと打込み点播機を装着した乗用管理機を用い、代かき後2~3日目に播種を行うと、車輪跡を利用した溝成形により播種後の落水が促進され、苗立ちが向上する。また、現行のトラク...
要約 暖地水稲湛水直播栽培において出芽・苗立ちの安定及びスクミリンゴガイによる食害回避のために実施される播種後の落水管理によって、雑草発生が促進され、落水期間の延長に伴って雑草の発生期間が長くなる。...
要約 開発したスクミリンゴガイ防除ロータリの殺貝率は46~77%で通常ロータリより29~33ポイント多く殺貝できる。この結果、貝の生息密度は通常より40~48%減となる。 キーワード スクミリンゴガイ、ジャンボタ...
要約 スクミリンゴガイによる稲の被害量は、単位面積当りの貝の総重量に比例する。この関係を用いて浸水時における稲の被害量の予測が可能である。 背景・ねらい 播種後に落水管理を行う近年の湛水直播において、...
水稲の湛水土中直播におけるスクミリンゴガイ防除のための石灰窒素の散布と出芽
要約 スクミリンゴガイ防除に効果のある石灰窒素を湛水直播(落水出芽)に使用した場合、酸素発生剤無被覆籾では散布量により出芽が抑制されるが、被覆籾では麦稈鋤込み条件を含め抑制はほとんど無い。九州農業試...
要約 耕うん爪間に直刃を付加したロータリ耕うん機を用いて作業をすることで、耕うんトルクを増加させずに圃場で土中越冬しているスクミリンゴガイの殺貝効果が向上する。九州農業試験場・水田利用部・機械化研究...