飼料畑の深耕による放射性セシウムの下層埋設と空間線量率の低減
要約 飼料用トウモロコシ生産圃場においては、プラウ耕により、土壌表層の放射性セシウムを深さ20~30cm程度に埋め込むことで、圃場の空間線量率を効果的に減少させることが可能である。 キーワード 耕起法、空間...
東北地域向きサイレージ用トウモロコシの多収新品種「北交72号」
要約 「北交72号」は、早晩性が普及品種「36B08」および「セシリア」の中間で、東北地域では“早生”に属する。初期生育に優れ、乾物収量が多い。すす紋病抵抗性は“強”で、赤かび病毒素の...
耐倒伏性に優れるサイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種「Mi88」
要約 サイレージ用トウモロコシの自殖系統「Mi88」(エムアイハチジュウハチ)は、中生のデント種で、ごま葉枯病抵抗性、耐倒伏性及び採種性に優れ、組合せ能力が高い。一代雑種品種の親品種として利用できる。 キ...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho100」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho100」(エイチオーヒャク)は、中生のフリント種で、耐倒伏性が強く、組合せ能力が高い。一代雑種品種の親系統として利用できる。 キーワード トウモロコシ、自殖系...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho108」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho108」(エイチオーヒャクハチ)は、晩生のデント種で、耐倒伏性とすす紋病抵抗性が比較的強く、組合せ能力が高く、採種性にきわめて優れる。一代雑種品種の親系統と...
パリセードグラスは南九州地域の重要有害線虫2種の増殖を抑制する
要約 パリセードグラス「MG5」は、サツマイモネコブセンチュウおよびミナミネグサレセンチュウの増殖を抑制する。 キーワード パリセードグラス、サツマイモネコブセンチュウ、ミナミネグサレセンチュウ 背景・ね...
トウモロコシ品種の耐湿性と畝立て播種及び肥効調節型肥料の湿害軽減効果
要約 飼料用トウモロコシ品種の幼苗検定での耐湿性程度は、生育期間中の約3割が地下水位10cm以上となる圃場での耐湿性程度に一致する。耕うん同時畝立て播種及び肥効調節型肥料の湿害軽減効果は、高地下水位期間...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho106」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho106」(エイチオーヒャクロク)は、中生のデント種で、耐倒伏性とすす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる...
黒穂病抵抗性に優れる多収の飼料用サトウキビ新品種候補「KR98-1003」
要約 飼料用サトウキビ新品種候補「KR98-1003」は、黒穂病抵抗性に優れ、既存品種の「KRFo93-1」と同程度の多収が得られる。「KR98-1003」の活用により、奄美地域以南の黒穂病発生地域においても、飼料用サトウキ...
草地化等の新技術を組み入れた汎用性の高い小規模移動放牧マニュアル
要約 既存の小規模移動放牧マニュアル等の残された問題点を解決するQ&A方式のマニュアルであり、とくに耕作放棄地を草地化し放牧活用するとともに、水田なども含めた様々な草資源を組み合わせた周年屋外飼養...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho112」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho112」(エイチオーヒャクジュウニ)は、中生のデント種で、すす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる。 キー...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho103」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho103」(エイチオーヒャクサン)は、晩生のデント種で、耐倒伏性とすす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる...
要約 フェスク属とロリウム属の属間交雑植物であるフェストロリウムにおける祖先種ゲノムの構成を評価するために、ゲノミックin situハイブリダイゼーション(GISH)法、画像解析法の応用により開発した、フ...
飼料作物病害標本データベースの作成と飼料作物病害図鑑による公開
要約 畜産草地研究所で保管する飼料作物病害さく葉標本の病名、採集地等の情報をデータベース化し、これをインターネット版飼料作物病害図鑑で公開する。この図鑑には主要病害の病徴、病原菌、生理・生態および防...
すす紋病抵抗性の強いサイレージ用トウモロコシ新品種「きよら」
要約 「きよら」は、熟期が“中生の早”に属し、すす紋病抵抗性が極強で、初期生育に優れる。収量性や耐倒伏性は、同熟期の普及品種「ブリザック」と同程度である。 キーワード トウモロコシ、サイレージ、品種、す...
TMRセンターの収穫委託コスト低減のための飼料作物立地配置モデル
要約 TMRセンターの牧草1番草、2番草、飼料用トウモロコシ生産を対象としたモデルである。圃場の分布状況や収穫期間、収穫作業の委託状況に応じて、収穫委託費用を最小化する牧草採草圃場と飼料用トウモロコシ栽...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho104」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho104」(エイチオーヒャクヨン)は、晩生のデント種で、耐倒伏性が強く、組合せ能力がデント種、フリント種のいずれとも高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統...
フタテンチビヨコバイ加害によるワラビー萎縮症は幼虫の吸汁によっても発症する
要約 ワラビー萎縮症はフタテンチビヨコバイ幼虫が植物を吸汁することによっても発症する。幼虫によって引き起こされる症状の発症程度はフタテンチビヨコバイ成虫による加害時と同程度で、加害する幼虫密度の増加...
要約 シロイヌナズナ由来の不良環境耐性遺伝子DREB1Aを遺伝子組換え技術により導入したサトウキビは乾燥ストレス耐性を示す。 キーワード 遺伝子組換え、乾燥ストレス耐性、サトウキビ、バイオマス資源作...
プロファイリングによる暖地・温暖地向きトウモロコシ親系統の系列分け
要約 プロファイリングによる系列分けは暖地・温暖地向きトウモロコシ親系統にも有効で、親系統間の近縁関係を正確に把握できる。この方法で、晩播用デント種と春播き用デント種は別系列となり、両系列間の交配に...