要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「CHU44」(シーエイチユーヨンジュウヨン)を育成した。本系統は中生のフリント種で、ごま葉枯病抵抗性、すす紋病抵抗性および耐倒伏性が強く、一代雑種品種の親系統...
収量性、褐斑病抵抗性に優れるスムーズブロムグラス新品種「北見7号」
要約 スムーズブロムグラス中生品種「北見7号」は、「アイカップ」と比較して収量性、褐斑病抵抗性に優れる品種である。北海道の旱ばつ害を受けやすい草地における採草利用に適する。 キーワード 飼料作物育種、...
北陸地域のシバ型放牧草地に適するセンチーピードグラスとセル苗による育苗法
要約 センチピードグラスは被覆速度が速く、越冬性が良好で、北陸地域のシバ型放牧草地の早期造成に適した草種である。また、6月上旬移植を前提としたセル苗は、ガラス室内において5月上旬に基肥NPK各25mg/セ...
要約 施肥播種機を改良すれば一期作トウモロコシ栽培後に二期作トウモロコシを耕起せずに栽培することができる。この改良不耕起播種機を使用すると、作付け作業時間は耕起栽培の約3分の1に短縮でき、更に、雨水排...
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho68」(エイチオーロクジュウハチ)は、“中生の晩”のデント種で、耐倒伏性、すす紋病抵抗性および採種性に優れ、組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用...
シバ育成品種「朝萌」を用いた低コスト芝生グラウンド造成・管理技術
要約 シバとケンタッキーブルーグラスを組み合わせた造成と月1~2回の芝刈・集草を行い、施肥量・施肥時期に留意することによって、球技等アマチュアの広範な利用に適する芝生グラウンドが低コストで維持できる。...
トウモロコシのサイレージ調製における排汁割合と熟期別養分損失
要約 トウモロコシサイレージ調製時の排汁割合は生育に伴い乾物率が増加するにつれ減少し、乾物率28%で0になると予想される。原料中の単少糖類の大部分は有機酸発酵に消費されるが、デンプンの大部分はサイレー...
要約 資源循環型酪農モデルにおける搾乳牛と飼料生産圃場を巡るダイオキシン類の動態を平成11年と平成15年で比較したところ、乳牛の全給与飼料からの摂取量、その内自給飼料からの摂取量、牛乳への移行量、ふん尿...
要約 ペレニアルライグラスから3種類のフルクタン合成酵素(6G-FFT、1-FFT、1-SST)の遺伝子が単離でき、これらの遺伝子は連鎖群3と7に座乗する。このうち,1-FFT遺伝子は低温馴化過程で発現が増加する。6G-FF...
草地飼料畑面積の国土数値情報と農業統計データを用いた推定方法
要約 国土数値情報の土地利用メッシュデータ(1/10細分区画)と農林業センサスの統計データを組み合わせることにより、100mメッシュごとの水田・畑面積が算出できる。この面積から1kmメッシュ単位で草地飼料畑面...
越夏性に優れ、夏秋期安定多収なペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」
要約 ペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」は4倍体系統で越夏性、冠さび病・網斑病抵抗性に優れ、乾物収量は「ヤツカゼ」より多収で、とくに夏期から秋期にかけて優れる。本州以南の高冷地、準高冷地で、採草・...
要約 ペレニアルライグラスから3種類のフルクタン合成酵素(6G-FFT、1-FFT、1-SST)の遺伝子が単離でき、これらの遺伝子は連鎖群3と7に座乗する。このうち,1-FFT遺伝子は低温馴化過程で発現が増加する。6G-FF...
我が国の草地飼料畑では堆肥による微量重金属の投入量が作物収奪量よりも多い
要約 我が国の草地飼料畑における銅、亜鉛、カドミウム、鉛の堆肥による投入量は、牧草および飼料作物による収奪量より約4~6倍多い。10~100年の時間スケールで、堆肥由来の銅、亜鉛、カドミウムの土壌蓄積に注...
要約 汁液診断によるトウモロコシ・ソルガムの硝酸態窒素含量推定では個体間差や部位別の蓄積の偏りが問題となる。この技術はこれらの誤差を軽減し、手順を簡易化するため、茎の特定節を用いた、少量サンプルによ...
細断型ラップサイロ体系と固定サイロ体系によるトウモロコシサイレージ生産の比較事例
要約 細断型ロールベーラの導入効果を従来の固定サイロ体系と比較すると、収穫調製における全作業時間に大きな差は認められないものの、サイロ詰め作業の省力効果が大きく、細断型ラップサイロ体系によるトウモロ...
要約 稲発酵粗飼料用稲を食用稲の標準施肥で栽培すると、「ホシアオバ」は14株/m2、「クサホナミ」は17株/m2で多収となる。また、多施肥栽培では、「ニシホマレ」、「ホシアオバ」を11株/m2の粗植栽培としても10a...
要約 ペレニアルライグラスから3種類のフルクタン合成酵素(6G-FFT、1-FFT、1-SST)の遺伝子が単離でき、これらの遺伝子は連鎖群3と7に座乗する。このうち,1-FFT遺伝子は低温馴化過程で発現が増加する。6G-FF...
葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
草地飼料畑では堆肥による重金属の投入量が作物収奪量よりも多い
要約 我が国の草地飼料畑における銅、亜鉛、カドミウム、鉛の堆肥による投入量は、牧草および飼料作物による収奪量より約4~6倍多い。10~100年の時間スケールで、堆肥由来の銅、亜鉛、カドミウムの土壌蓄積に注...
耐倒伏性が強く多収な"中生の早"のサイレージ用トウモロコシ新品種「きたちから(北交64号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「きたちから(北交64号)」は、“中生の早”の熟期で、北海道の道央北部、十勝中部および網走内陸部の気象条件が良好な地域を適地とする。本品種は、耐...