カンショ塊根のアントシアニン生合成変異体における色素生合成遺伝子の発現異常
要約 カンショ品種サニーレッドの塊根皮色変異体SRM97はアントシアニン生合成系のdihydroflavonol 4-reductase(DFR)遺伝子に変異を持ち、品種アヤムラサキの塊根肉色変異体AYM96は、アントシアニン生合成系の発現...
要約 畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソウでは出芽率向上が図られ、減肥栽培による収量低下割合も低い。畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソ...
要約 紫カンショのペースト色は品種によって異なり、色素含量が高いと明度が低下する。色素成分のうち、ペオニジン型色素の比率が高いと赤みが増し、シアニジン型色素が多いと青みが強くなる。九州農業試験場・畑...
要約 かんしょ「九州118号」の形状は紡錘形、皮色は赤紫で条溝・裂開の発生はタマユタカより少なく外観品質は優れ、いもの肉色は黄である。収量はタマユタカと同等、上いも1個重は大きい。蒸切干しの食味はタマユ...
高温下でのマルトース生産が可能な固定化カンショβ-アミラーゼ
要約 カンショβ-アミラーゼを固定化することで熱安定性が向上する。さらに、固定化プルラナーゼと併用することで雑菌の危険性がほとんどない摂氏60度の高温下でも長期間にわたって、安定的かつ効率的なマルトース...
要約 11種の検定作物におけるキタネグサレセンチュウの18個体群の増殖程度は各検定作物で異なっていることから、その寄主親和性には明らかに種内変異が存在する。寄主親和性が類似する個体群は必ずしも地理的に接...
青果用カンショを主軸作物とする作付体系における窒素収支と減肥栽培
要約 カンショーダイコン、カンショーイタリアンの体系では窒素負荷はみられないが、カンショーキャベツ、カンショーバレイショ、カンショーゴボウ体系では7~15kg/10aの窒素負荷が認められる。カンショーキャベ...
34.高温下でのマルトース生産が可能な固定化カンショβ−アミラーゼ
要約 カンショβ-アミラーゼを固定化することで熱安定性が向上する。さらに、固定化プルラナーゼと併用することで雑菌の危険性がほとんどない60℃の高温下でも長期間にわたって、安定的かつ効率的なマルトー...
要約 かんしょ「関東116号」の塊根に含まれる澱粉は、その糊化温度が50℃付近で、通常のかんしょ澱粉よりも20℃程度低い。この澱粉は、構造的には、短鎖長のアミロペクチン側鎖が多いのが特徴である。 背景・ねらい...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
エクストルーダ処理によるアヤムラサキカンショパウダーの品質改善と高付加価値化
要約 アヤムラサキカンショパウダーをエクストルーダ処理すると、アントシアニン色素を保持したままパウダー中の生菌数を低減できる。また、水の添加量や運転条件の組み合わせによりデンプンの状態、材料形状等が...
要約 かんしょ「九州132号」の形状は長紡錘形で、皮色は紫、肉色は紫で、外観品質はアヤムラサキより優れる。収量はアヤムラサキよりやや多く、ベニアズマより少ない。高でん粉性で、切干し歩合はベニアズマ並に...
要約 カンショ「九州118号」は、多収で蒸切干の加工適性が優れ、蒸切干用カンショ栽培地域に適する。肉色の黄色が濃くペースト加工用にも適する。九州農業試験場・畑地利用部・甘しょ育種研究室(九州沖縄農業研...
九州・沖縄地域のかんしょ作地帯におけるネコブセンチュウ類の分布
要約 九州・沖縄地域のかんしょ作地帯におけるネコブセンチュウ類の検出圃場率は、九州本土で極めて高く、九州島嶼部および南西諸島でやや低い。PCR-RFLP法による同定では、検出された種の97.2%がサツマイモネコ...
要約 改良型ディガーを用いたカンショ収穫作業は、掘り取り、拾い上げ、搬出を一行程化できるため、慣行ディガーの約3倍の省力化が可能である。また乗用装置がついているので補助作業者の負担が軽減する。 背景・...
大分県のカンショから単離したSPFMVの新系統(SPFMV-JC)
要約 大分県のカンショから単離したSPFMVの系統は、既知系統(SPFMV-S、O、T)と異なる特性を示し、我が国においてこれまで報告されていないSPFMVの新系統であることが明らかとなったため、SPFMV-JCと命名する。...
要約 カンショ植付けに農業用キャリアシートを利用することにより、挿苗は慣行と同じ手作業となるものの苗運搬、苗配布、挿苗が一工程化でき、腰への負担が少なく軽作業化が可能となる。 背景・ねらい カンショ栽...
要約 カンショ(高系14号)から単離したデンプン粒結合型スターチシンターゼⅠの全長cDNAをセンス方向で高系14号に導入することにより、モチ性のカンショを作出した。九州農業試験場・作物開発部・育種工学...
塊根貯蔵中の低温耐性が異なるカンショ2品種はミトコンドリアの低温反応性が異なる
要約 塊根貯蔵中の低温耐性が異なるカンショ品種「高系14号」と「九州112号」は、呼吸温度反応が異なり、さらにこの違いはミトコンドリアの脂質の差異が影響している可能性がある。九州農業試験場・畑地利用部・...
要約 カンショのマルチ栽培におけるマルチ除去作業の機械化を図るため、トラクタ直装型マルチ除去機を利用した除去技術を開発した。マルチ除去機を使用することで、フィルムの剥離作業を 1.0hr/10a程度、回収作業...