要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
要約 「九州135号」は「コガネセンガン」に比べ焼酎のコクに関する脂肪酸を多く含み、芋焼酎に特有な香気成分を多く含む。いもの収量はやや低いが、でん粉歩留まりが高い。また、生育期間を長くおくことで上いも...
抗酸化物質の添加は、高温感作されたウシ初期胚の発生率低下を防止する
要約 培養液へ抗酸化物質の添加は高温ストレスによるウシ初期胚内の活性酸素の増加を抑え、胚盤胞期への発生率の低下を防止する。 キーワード 培養初期胚、抗酸化物質、高温感作、活性酸素、牛 背景・ねらい 夏季...
要約 水代わりにカンショ焼酎粕の固液分離液を使用したパンは、クエン酸、γ-アミノ酪酸等機能性成分を含有しており、従来のパンに比べて美味しく、栄養性および機能性に優れている。 キーワード サツマイモ、焼酎...
焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培における多収技術
要約 焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培は疎植にした方が上いも収量が増える。また、ウイルスフリー化した「コガネセンガン」は早期肥大性が強く、早掘栽培に適する。 キーワード サツマイモ、コガ...
線虫抵抗性で良食味の食用カンショ新品種候補系統「九州138号」
要約 カンショ「九州138号」は、いもの皮色や外観が優れ、線虫抵抗性を示す。蒸しいもの食味も良好である。 キーワード サツマイモ、食用、良食味、線虫抵抗性 背景・ねらい 徳島県では「高系14号」の選抜系統であ...
要約 露地太陽熱処理は温度上昇による殺線虫効果と、宿主不在との二重の作用で、翌年青果用カンショ作のネコブセンチュウの防除に有効である。太陽熱処理に使用した畝とマルチをカンショ作まで連続して使用するこ...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
要約 堆肥を20年以上連用した畑におけるキャベツ栽培での堆肥窒素のみかけ上の利用率は稲わら堆肥で10~15%、豚ぷん堆肥で5~10%、バーク堆肥では土壌の種類や年次により変動する。堆肥の連用により20~30%の...
要約 千葉県では、施肥窒素量(10a当たり)は水稲が5.8kg、カンショが0.8kg、施設果菜が23kgであり、施用堆肥量(10a当たり)はそれぞれ3kg、344kg、1,646kgである。農地に対する年間の窒素投入量は、施肥で11,20...
要約 カンショの葉身部には眼病予防成分であるルテインが多量に含まれる。収穫時期により含量は変動し、春から夏季にかけてしだいに減少する。ルテイン含量の高いカンショ葉身部は、β-カロテンも多い。 キーワー...
要約 畦表面硬化機(野菜畦用)を用いて、カンショ「高系14号」を密植水平植栽培すると、慣行の黒マルチ・斜植に比較して、青果用に適するL~2Sの割合が多く、コガネムシによる食害が少なく、優品以上のいも収量...
要約 線虫対抗作物の緑肥としての効果は、ギニアグラスの生産量が安定して高く、線虫抑制効果も高い。また、窒素、リン酸、カリウム還元量も多い。 背景・ねらい 早掘バレイショと緑肥作物の輪作体系において、線...
加工用の高アントシアニンカンショ新品種候補系統「アケムラサキ(九州148号)」
要約 カンショ「アケムラサキ(九州148号)」は「アヤムラサキ」よりアントシアニン色素含量が高く、いもの外観や線虫抵抗性が優れる。色素原料用として利用できる。 キーワード サツマイモ、アントシアニン、高...
カンショ「ジェイレッド」は後作ニンジンのネコブセンチュウ害を抑える
要約 線虫抵抗性カンショ品種の「ジェイレッド」を栽培すると、畦間や土層の深さに関係なく、生育期間を通じてサツマイモネコブセンチュウの密度が低く抑えられる。後作としてニンジンを栽培すると、ニンジンの線...
紫サツマイモ「アヤムラサキ」アントシアニンの体内吸収性と生理作用
要約 ラットに経口投与された紫サツマイモ由来アシル化アントシアニンは、投与後30分~2時間血中に存在する。その存在中に、血液流動性は改善され、収縮期血圧は低下する。長期給餌試験でも給餌期間中は収縮期血...
紫サツマイモ「アヤムラサキ」アントシアニンの体内吸収性と生理作用
要約 ラットに経口投与された紫サツマイモ由来アシル化アントシアニンは、投与後 30 分 ~2時間血中に存在する。その存在中に、血液流動性は改善され、収縮期血圧は低下
する。長期給餌試験でも給餌期間中は収...
要約 緑肥作物を鍬込んだ跡地での無施肥時のバレイショ収量は、クロタラリア、ラッカセイ、ギニアグラス栽培跡で、カンショ栽培跡に比べ5割程度増収し、また、施肥窒素量0.5kg/aでもクロタラリア栽培跡で1割程度...
要約 常総層上部の土壌溶液中の硝酸態窒素濃度は、畑作物畑では平均が7mgL-1である。硝酸態窒素濃度は1m以下の下層において30~40%減少すると推測される。 キーワード 下総台地、黒ボク土、硝酸態窒素、塩化物イ...
サツマイモ「ジェイレッド」は後作ニンジンのネコブ線虫害を抑える
要約 線虫抵抗性カンショ品種の「ジェイレッド」を栽培すると、畦間や土層の深さに関係なく、生育期間を通じてサツマイモネコブセンチュウの密度が低く抑えられる。後作としてニンジンを栽培すると、ニンジンの線...