要約 単位乾物摂取量当たりの採食・反芻合計咀嚼時間は自由採食量、乳量と負の相関関係にあるが、乳脂率とは正の相関関係にあり、3.5%乳脂率を維持するために必要な粗飼料の物理性を咀嚼行動を指標にして示せば、...
要約 泌乳牛のエネルギー出納試験を行い、乳エネルギーの推定式を作成した。摂取エネルギーの平均は371MJであり、代謝エネルギーの乳エネルギーへの利用効率(kl)は64.0%であった。乳脂率4%の牛乳1kg生産に...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1 との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果...
要約 幅1.9m、高さ1.5mのウインドローに対応するトラクタけん引式堆肥切り返し機を開発した。本機は定形堆積されたウインドローを切り返し、作業後も同様の形に整形するため繰り返し切り返し作業が可能である。こ...
要約 自走式マニュアスプレッダをベース機とし、堆肥散布用のマニュアアタッチと尿散布用のバキュームアタッチの相互積み替えが可能な汎用型自走式糞尿散布機を開発した。さらにフレームの後部には各種作業機が装...
要約 和牛の過剰排卵処理におけるFSHの注射回数は、1日1回の3日間注射でも現行法の1日2回の3日間注射と同様に胚が回収でき、処理方法の簡易化が図られる。 背景・ねらい FSH製剤は投与後約12時間で血中から消失す...
要約 フリーストール牛舎のストールに牛が出入りし、起立・横臥する際の動作・行動解析を行った。ストール長の影響は明確ではなかったが、ストール幅は牛の腰角幅の2倍が最適であった。ミシガン型の隔柵は U 字...
要約 乳牛用TMRへの綿実12%配合により、体重当たりの乾物摂取と乳量は増加する傾向であり、乳脂率の上昇や乳蛋白質率の低下は認められなかった。綿実給与は、生産性を高める上で有効と考えられる。 背景・ねらい ...
要約 乳量水準別、季節別に乳牛の行動を調査したところ、乾物摂取量、起立時間、排糞量飲水量などに違いがあり、季節や乳量が異なると行動に差があることが判明した。 背景・ねらい フリーストール・ミルキングパ...
要約 イタリアンライグラスを通常量の2倍で厚播きすることにより、カラクサナズナの生長と着花を抑制できる。また、この場合のイタリアンライグラス中への本雑草混入量は微小であり、それを採食した牛の牛乳にも...
要約 フリーストール牛舎のストールに牛が出入りし、起立・横臥する際の動作・行動解析を行った。ストール長の影響は明確ではなかったが、ストール幅は牛の腰角幅の2倍が最適であった。ミシガン型の隔柵はU字型...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねらい 酪...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分,平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。浄化能は水温に伴い低下し,5~6℃程度まで浄化は認めら...
背景・ねらい 酪農地帯を起源とする河川の汚染を防止するための方策のひとつとして、湿地による浄化が期待される。そこで釧路湿原周辺河川に農用地から流入する排水路のモデルとして、北農試のグライ低地土の水田...
要約 バレイショ、ナガイモ、ニンジン、タマネギなどの規格外農産物を水分調整材と混合して80℃、3.5~8時間の加熱処理によって飼料化できる。この飼料は牛の嗜好性も良好である。 背景・ねらい 近年、北海道では...
要約 泌乳牛のエネルギー出納試験を行い,乳エネルギーの推定式を作成した。摂取エネルギーの平均は371MJであり,代謝エネルギーの乳エネルギーへの利用効率(kl)は64.0%であった。乳脂率4%の牛乳1kg生産に要...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分、平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。 浄化能は水温に伴い低下し、5~6℃程度まで浄化は認め...
要約 ガット合意を受けて、アメリカ酪農の保護削減が行われた場合の影響を不完全競争モデルを用いて推定し、従来型のモデルによる推定値はやや過大である可能性を示した。 背景・ねらい 米国酪農の保護削減の影響...
要約 伝統的・代表的な寡占モデルを用いて、生乳市場の競争性と飲用乳価の水準との関係を明らかにし、現状の飲用乳価水準が伝統的モデルでは説明できないことを示した。 背景・ねらい 生乳市場の価格差別に反映さ...
要約 産乳量と関係がある乳窒素量および摂取窒素量の違いが糞尿への窒素排泄に及ぼす影響を検討した結果、乳窒素量および摂取窒素量が増加するにつれて、乳窒素量および摂取窒素量あたりの糞尿総窒素の排泄量は低...