要約 乳牛尿汚水をオガクズで濾過することにより,その後6日間の間欠曝気(曝気量4m3 /時・m3 ,4時間曝気,1時間静置)で周辺の民家に迷惑のかからない土地還元が可能である。 背景・ねらい 現在,畜産の経営...
要約 牛胚をPCR法によって性判別した結果、性の判別率は92%であった。性判別胚移植の受胎率は、新鮮胚、凍結胚でそれぞれ66%、32%であった。また、性判別胚移植により29頭の産子が得られ、その性が判別結果と一致...
要約 牛貯留尿に対し、過リン酸石灰(粉状)を添加することにより、アンモニアの発生を抑制することができる。 背景・ねらい 畜産における悪臭成分のうち、アンモニアに関してはギ酸やリン酸等の酸性薬剤の利用に...
要約 夏季暑熱時において、泌乳初期の牛に対する飼料としてTDN、CP及びADF含量が73、16、21%の混合飼料を飽食で給与する場合、NDF含量をおよそ33~35%にすることが望ましい。 背景・ねらい 夏季暑熱時は、粗飼...
素堀りラグーンに貯留したスラリーが浅層地下水の窒素濃度に及ぼす影響
要約 地下に難透水層とその直上に透水性の高い滞水層を持つ緩傾斜面に掘削した素掘りラグーンに,粘度の低い低濃度のスラリーを投入すると,投入直後から急速に周辺の浅層地下水を汚染し,その影響は3ヶ月後の試...
素掘りラグーンに貯留したスラリーが浅層地下水の窒素濃度に及ぼす影響
要約 地下に難透水層とその直上に透水性の高い滞水層を持つ緩傾斜面に掘削した素掘りラグーンに、粘性が低く窒素濃度の低いスラリーを投入すると、投入直後から急速に周辺の浅層地下水を汚染し、その影響は3ヶ月...
要約 活性化とは何か、市町村によってその考え方はことなる。全国の中山間市町村へのアンケート調査の結果から、市町村の考える活性化の目標と対策および活性化に有効な取り組みを整理した。また、農業振興による...
要約 乳量変動に対する暑熱ストレスの影響を時系列解析により評価した。その結果、温熱環境変動の乳量に対す影響はその2~3日後に最大となり、また、THI(温湿度指数)としては最低気温THIの方が最高気温THIより...
乳牛への栄養素注入に対するインシュリン分泌応答と暑熱環境の影響
要約 常温下での栄養素注入に対するインシュリン分泌応答は,乾乳牛に比べて泌乳牛では小さかった。暑熱曝露下における栄養素注入に対するインシュリン分泌応答のピークは乾乳牛では減少し,泌乳牛では増大した。...
要約 泌乳牛からのメタン発生量は4%脂肪補正乳量から推定できる。また,近年わが国の4%脂肪補正乳量1kg当りのメタン発生量は大きく減少しており,1980年以降に生乳生産量が30%以上増加しているにもかかわらず...
要約 牛スラリー由来の悪臭成分を土壌カラムへ連続的に供給し,土壌カラム中に集積した微生物を分離した。分離した菌株を牛スラリーへ接種し,官能試験によって悪臭軽減能の高いバチルス属細菌を選抜した。選抜さ...
要約 牛舎において乳牛の行動を調査したところ、乳量水準により、採食、反すう、起立、横臥の行動に違いがみられ、また1日の行動形態を経時的にみると、給餌及び搾乳などの人為的作業がこれらの行動に影響してい...
要約 曝気初期に高濃度の硫化水素が発生したが、その後曝気を続けることで硫化水素及び臭気指数は急激に低減した。無機塩類(硫酸鉄)を多く含む資材に硫化水素の発生を低減させる効果が認められた。 背景・ねら...
部分耕播種とロールベール収穫を組み合わせたスーダングラスの一貫省力栽培技術
要約 九州農業試験場で開発中のスーダングラスの部分耕播種技術を、3年間にわたって現地農家に導入し、部分耕播種、スラリーの追肥利用、ロールベール収穫調製から成るスーダングラスの一貫省力栽培技術を確立し...
要約 泌乳牛のエネルギー出納試験を行い,乳エネルギーの推定式を作成した。摂取エネルギーの平均は371MJであり,代謝エネルギーの乳エネルギーへの利用効率(kl)は64.0%であった。乳脂率4%の牛乳1kg生産に要...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分、平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。 浄化能は水温に伴い低下し、5~6℃程度まで浄化は認め...
要約 フリーストール牛舎のストールに牛が出入りし、起立・横臥する際の動作・行動解析を行った。ストール長の影響は明確ではなかったが、ストール幅は牛の腰角幅の2倍が最適であった。ミシガン型の隔柵はU字型...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねらい 酪...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分,平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。浄化能は水温に伴い低下し,5~6℃程度まで浄化は認めら...
背景・ねらい 酪農地帯を起源とする河川の汚染を防止するための方策のひとつとして、湿地による浄化が期待される。そこで釧路湿原周辺河川に農用地から流入する排水路のモデルとして、北農試のグライ低地土の水田...