園芸微小害虫の制御に関する研究(ニセナシサビダニの制御技術の確立)
摘要 目的:被害が顕著化している日本ナシのニセナシサビダニの発生生態と被害を把握するとともに、効果的な薬剤とその使用時期を明らかにし、体系的な防除対策を確立する。 成果: (1)モニタリング手法、発生消...
4.ロボット技術を活用した軽労・省力化によるスマート農業の展開
摘要 3種のアシストスーツを供試し、コンテナ積載作業の軽労化の検証を行い、労働負担を評価した。さらに、温州みかんの黒点病を対象に、ドローン防除について作業性及び防除効果について検証した。
新害虫ビワキジラミの防除対策の確立 2ビワキジラミの発生予察技術と識別技術の開発
摘要 目的:県内に侵入が確認されたビワキジラミの分布状況調査と産地への侵入警戒調査、発生予察技術の開発、防除体系の確立と実証を行っていくことで、発生初期の防除対策技術を確立し、産地での発生防止および...
ICTを活用した加工・業務用葉ねぎの省力安定生産技術の開発 3ベと病発生予測システムの開発
摘要 目的:地域プロジェクト(個別・FS型)で試作した刈取り装置の性能向上を図るとともに、現地での実証試験を通じて、収穫後の運搬・調製作業等との連動性や操作性に優れた走行部と収納部を開発する。また、...
摘要 高密度育苗を行った水稲育苗箱に箱施薬を行い,本田ではドローンを用いた防除を行う防除体系では,いもち病,ウンカ類等に対して慣行の防除体系と同等の防除効果が得られることを明らかにした。 県内産地の...
8.宮崎方式ICM技術を核としたICT活用による施設園芸省力・高収益生産体系の確立
摘要 大型次世代施設の気温等は従来の施設と異なり,畦表面から1.5mの高さが最も気温が高くなるなど、わずかなセンサー設置高の違いで正確なデータが得られない。また,大規模施設では暖房機の除湿効果は顕著では...
センシング技術を活用したこんにゃく栽培管理支援システムの開発・実証
摘要 (目的) こんにゃくは、施設整備や種芋の確保等から新規参入が困難な品目であり、大規模経営体を育成することで産地の維持・発展を図っている。しかし、大規模経営は、遠隔地ほ場を含む分散した多ほ場の...
摘要 特定外来生物であるアライグマは近年生息域を広げており、大阪府でも農業被害や生活環境被害が拡大している。そこで大阪府アライグマ防除実施計画による防除を効果的・効率的に進めるために必要な科学的基礎...
摘要 外来種ヌートリアによる被害は、大阪府内でも中部地域でH29年度になって被害報告が多発するなど拡大しつつある。そこで、大阪府による総合的な助言指導や市町村による防除実施計画策定のための基礎資料とし...
2.共同研究事業 7)ドローンの利用によるカキ傾斜地における防除の省力化 ①農業散布の省力化
摘要 [目的]カキに及ぼす濃厚少量散布の影響の調査 [方法]登録希釈倍率の100倍濃い濃度の薬液をハンドスプレーで葉や果実に散布して薬害を確認する。 [結果]防除暦に記載の各時期(4月中旬~9月上旬)に、...
摘要 目的:ドローンを利用した被害木調査の効率化によって、防除の負担を軽減し、クロマツ海岸林の保全に資する。 成果:ドローンを利用した空中からの探索において、被害木が出現する時期を的確に捉えられれば...
摘要 県内のナシ園計9ケ所にナシ鉢苗を設置し、耐性菌の発生状況を調査した。その結果、今回調査した9圃場では耐性菌が発生していないことが推測された。うち2圃場から採取した黒星病菌を用いて接種試験を実...
2.共同研究事業 7)ドローンの利用によるカキ傾斜地における防除の省力化 ②画像解析による病害虫発生モニタリング
摘要 [目的]地上およびドローンからの画像撮影 [方法]果樹カメムシ類によるカキの被害果を地上からの写真とドローンからの動画を撮影し、NECソリューションイノベータと共同でタグ付けする。 [結果]カメム...
ダイズ害虫のウコンノメイガに対するフェロモントラップを用いた発生予察技術の確立
摘要 目的:新たに開発されたウコンノメイガフェロモントラップについて、成虫のモニタリングにおける有効性、誘殺数と被害葉の発生時期、発生量の関係を明らかにし、フェロモントラップを利用した発生予察法とこ...
(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・藻場において光合成活性や生長量に関し、機器を用いて藻体のクロロフィル蛍光を測定することによって現場で光合成活性を把握可能な測定手法を適用した。さらに、加速度ロガーを用いた流動の計測結果と比較...
摘要 目的:傾斜地でのカンキツ栽培管理作業の一部にドローンを利用することで、作業を軽労化する技術を開発する。 成果:①ドローンによるマンゼブ水和剤の高濃度少量散布の黒点病に対する防除効果は、慣行手散布...
傾斜地用農薬散布ドローンの開発と防除技術の確立(ドローンやセンシング技術を活用した果樹の病害虫防除管理効率化技術の開発)
摘要 目的:農薬散布ドローンで濃厚少量散布できる薬剤が少ないため、既存登録農薬から濃厚散布できる薬剤を選抜する。 成果:ウンシュウミカンに対して通常散布で登録のある殺菌剤7剤、殺虫剤14剤について、登録...
ウメ専作およびミカンとの複合経営におけるスマート作業体系の実証
摘要 目的:ウメ・ミカン複合経営において、スマート農業技術を取り入れることで作業時間の短縮を図り、規模拡大につなげる。 成果:ウンシュウミカン実証園において、リモコン式自走草刈機による草刈り作業、ク...
摘要 目的:カキ・モモ等の重要病害虫について、発生生態に基づいた効率的な防除対策を確立する。 成果:カキの果樹カメムシ類に対する合成集合フェロモンを用いた黄色粘着トラップでは、被害果率が低位で推移する...
サクラ・モモ・ウメ等バラ科樹木を加害する 外来種クビアカツヤカミキリの防除法の開発
摘要 目的:バラ科果樹主産地への本種の侵入及び分布拡大を阻止するため、果樹園地及び周辺緑地をモニタリングし、発生状況を明らかにする。 成果:令和元年度は17市町、137地点を定点調査地として設定し、合計61...