DNAマーカー育種支援システムを活用した効率的なイネ縞葉枯病抵抗性「ふくまる」の育成
摘要 目的:本県で育成した水稲新品種「ふくまる」に、DNAマーカー選抜によりイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を導入する。、成果:BC2F3の自殖後代の各種形質(出穂日、千粒重等)は概ね「ふくまる」と同等の特性を有し...
摘要 本県最大の作付面積を有する「コシヒカリ」はイネ縞葉枯病に感受性であり、いもち病やツマグロヨコバイに対する抵抗性も有していない。そこで、これらの病害虫に複合抵抗性を有する「コシヒカリ」の準同質遺...
摘要 侵入・移動性害虫の広域移動予測モデルの高度化に関しては、昆虫のレーダ断面積測定装置を用いてハスモンヨトウの大きさと形を現すパラメータを決定し、VLR型マイクロ波昆虫レーダを用いた野外調査からハス...
DNAマーカー育種支援システムを活用した効率的なイネ縞葉枯病抵抗性「ふくまる」の育成
摘要 目的:本県育成の品種「ふくまる」に、DNAマーカー選抜によりイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を導入して同質遺伝子系統を育成する。、成果:SNPアレイにより「ふくまる」と「一番星」(遺伝子Stvb-iを有する)の多...
摘要 本県最大の作付面積を有する「コシヒカリ」はイネ縞葉枯病に感受性であり、いもち病やツマグロヨコバイに対する抵抗性も有していない。そこで、これらの病害虫に複合抵抗性を有する「コシヒカリ」の準同質遺...
ゲノム情報を利用したイネ高温耐性品種の育成(4)寒冷地南部向き優良品種
摘要 第8染色体短腕末端に存在する基白の発生に関わるQTLについて、最近傍マーカー(aa08000727)が笑みの絆型の場合、基白の発生が有意に減少しており、これは3年連続したものであった。従って、この領域に基白...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未侵入病害虫の経済的影響評価方法に関しては病害虫による被害拡大に関する疫学モデルの基本モデルとして被害拡大のフェーズご との基本モデルを作成した。また、経済的リスク評価手法の枠組みとして、...
摘要 二毛作に適性のある飼料用米、および稲発酵粗飼料用の系統育成をめざし、集団育種法に準じて交配、集団養成(世代促進)、個体選抜、系統選抜、系統育成、生産力検定(多肥、極多肥、晩植、直播等)、いもち...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) 粒径が小さく低損傷デンプンの米粉となる特性を持つ品種登録出願中の米粉パン専用品種「ゆめふわり」(奥羽405号)は、多肥栽培では標肥栽培よりも15%...
摘要 いただきに北海PL9の持つ第9染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した系統を用いてQTLの効果を検証できた。また、いただきに空育162号の持つ第2染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した同質遺伝子系統...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、アミロースエクステンダー変異系統「北陸粉243号」と高アミロース系統「北陸254号」、グルテリンとグロブリンの割合が少ない「奥羽405号」と「西海269号」、...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...
気象変動に強く多様なニーズに対応した西日本向けの水稲品種育成とその効率的な普及
摘要 (1)「越南246号」の生産力検定は場内および場外3か所で行う。特性検定試験については、耐病性についてはいもち病抵抗性(葉いもち、穂いもち)と縞葉枯病抵抗性について行う。他の特徴的な加工適性を持つ...
摘要 いただきに北海PL9の持つ第9染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した染色体断片置換系統を用いてQTLの効果を検証した。また、いただきに空育162号の持つ第2染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した同...
摘要 子実収量、TDN収量および病虫害抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料(WCS)用品種や飼料用米品種育成のための選抜を進めた。また、これまでに育成した品種について、現地試験等により実用性を確認...
f.食用稲における病害抵抗性の強化のための遺伝子単離と機作の解明
摘要 1)いもち病等の抵抗性遺伝子の解析では、LTR型トランスポゾンを指標として構築したDNAマーカー(tK59)が日本型、インド型68品種を用いた解析でPitを有する品種のみに反応し、Pitの効率的な検出に関し、実用...
摘要 北海PL9の持つ第9染色体上のアミロース含有率のQTLの有効性を、いただきの染色体断片置換系統を用いて検証できた。また、いただきに空育162号の持つ第2染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した同質遺伝子...
いもち病遺伝子と陸稲由来縞葉枯病抵抗性の同質遺伝子系統・集積系統の育成
摘要 DNAマーカー選抜により、「コシヒカリ」に陸稲由来の縞葉枯病抵抗性およびいもち病抵抗性を導入した同質遺伝子系統「中国IL1号」、「中国IL2号」、「中国IL3号」を育成し、配付系統として公開した。また、...
いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病、ツマグロヨコバイ等を集積したコシヒカリ型品種の育成
摘要 目的:DNAマーカーを用いた選抜によって「コシヒカリ」に陸稲「嘉平」のいもち病圃場抵抗性遺伝子を導入した同質遺伝子系統を育成する。 成果:「嘉平」導入断片を165Kbにした系統「ひたちIL1号」について、...
f.食用稲における病害抵抗性の強化のための遺伝子単離と機作の解明
摘要 1)真性抵抗性遺伝子の解析と連鎖DNAマーカー作出のため、いもち病抵抗性遺伝子Pi46(t)を第4番染色体長腕末端領域のSSRマーカーRM3288とRM5473の間にマッピングした。2)LTR型レトロトランスポゾンを指...