摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、 a) 高精度水田用除草機と米ぬか散布を中核技術とする水稲の有機栽培体系を提示した。本体系により、雑草が顕著に抑制されることを現地試験により...
安全・省エネ・好適環境のための低コスト施設設計・環境制御技術の開発
摘要 パイプハウス等の構造設計手法に関しては、隣棟ハウス間の日射の相互作用に関する予備検討から、隣棟間隔と各棟の日射透過量の関係 解明にはスケールモデル実験が必要であることを明らかにした。風上側の側...
摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、a) 水稲有機栽培モデル体系を実践した圃場試験では、高精度水田用除草機+米ぬか散布等の抑草技術により高い雑草抑制効果を認め、肥培管理を適切...
摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、a)米ぬか施用によるコナギ抑草効果は、土壌条件や施用量によって変動するが、水稲の作期が遅いほど安定し、土壌溶液の電気伝導度(EC値)と高い相...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 先進農家が実施する有機栽培技術のメカニズムの科学的解明と有機輪作生産技術体系の構築については、田畑輪換を活用した水田作では、移植時の米ぬか散布や株間の短縮等により、雑草乾物重の増加が顕著に抑制...
摘要 1. 昆虫のライフサイクルを制御する幼若ホルモン(JH)のシグナル伝達の分子機構の解明に向け、JH結合タンパク(JHBP)-JH複合体が外部環境の誘電率の低下を感知してJHを放出することを実証した。さらに、構造...
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発
摘要 1)業務用大玉キャベツの一斉収穫技術の開発では、遮光率30%程度の遮光資材の浮きがけによって、キャベツ球の生育を維持しつつ裂球を抑制することが可能であることを明らかにできたが、裂球だけが一斉収穫...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 なす科作物の重要形質に関与するDNAマーカーの開発に関しては、1)なす単為結果性遺伝子の選抜マーカーについて、これまでに見出された3つのQTL領域のうちもっとも効果の大きい領域を挟む1対のSSRマーカー...
摘要 化学分析による呈味成分評価法、物理的計測による食感評価法の開発では、1)トマト、きゅうり、レタスを生食する場合のおいしさに関連する食味・食感要素を整理し、それぞれに対しての理化学的評価法を提示...
摘要 有害微生物の食品での増殖挙動解析および増殖リスク予測手法の開発については、1)微生物挙動データベースMRVを直感的・視覚的に情報を容易に検索することができるよう改良した。またデータを更新し、食中毒...
k.野菜栽培における土壌微生物、天敵の機能解明と難防除病害虫抑制技術の開発
摘要 1)バンカープラント法による防除で用いる天敵寄生蜂ギフアブラバチは、近紫外線カットフィルムで被覆した施設内でも問題なく活動できることを確認した。2)タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病を...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成では、EST情報を利用して開発したなす科共通マーカー302個によってトマトとなすのゲノムの対応関係を明らかにしたシンテニーマップを構築した。さらに、...
摘要 目的:雄性不稔DNAマーカーや人為交配による採種技術を開発するとともに、肉厚で多収、良食味の加工専用F1品種を育成する。、、結果:雄性不稔遺伝子に近接連鎖するSCARマーカーを4個開発し、それらの...
摘要 (1)雄性不稔遺伝子に連鎖するSCARマーカーを4つ開発した。複数のSCARマーカーを組合せ判別した雄性不稔個体は交配及び検定実験の中で99.6%雄性不稔であることを確認した。また、これらの雄性不稔個体に...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)単為結果性に関する選抜マーカーの開発では、なす単為結果性遺伝子獲得の基盤となるBACライブラリ、23,245遺伝子が座乗するマイクロアレイを構築した。トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成...
摘要 目的:雄性不稔DNAマーカーや人為交配による採種技術を開発する。 肉厚で多収、良食味の加工専用F1品種を育成する。、成果:雄性不稔遺伝子に近接連鎖するAFLPマーカーのSTS化によりSCARマ...